30代になるとライブに足を運ばなくなるのは何故だろう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

30代の壁。

 

 

30代になると忙しい。

 

・会社でも中堅になったりそれなりのポジションについて忙しくなる。部下や後輩の面倒を見たりとか。

・新たにファミリーの時間が増える

・子育てに大忙し

・地域の課外活動とか

 

音楽ってどんなに好きでも仕事や家庭といった人生の必需品にはなりにくい。仕事で音楽に接してる人を除いたら、忙しくなると音楽から離れていくのが普通。これはゲームでもなんでもそうだと思うけど。

 

30代、40代でもわざわざライブに足を運ぶというのは余程の音楽好きだと思う。

 

でも音楽業界の現場ってここ10年見てもあまり変わってない気がする。

ライブは夜がほとんどで終わるのは22時過ぎることも多いし。

 

最近託児所つきの会場を見かけるようになってきたけどまだ少ない。

全面禁煙の会場も少ない。

 

少し話がそれるけどトイレが汚いから行かないという女の子友達もいたな。

それ以降自分もトイレが綺麗かどうかをチェックするようになった。

汚いお店の場合はそれだけで行かないこともあるくらい。

 

 

 

30代と書いたけど周りを見ているともう少し特徴がありそう。

 

・結婚しているか否か

 

 

うちは妻もライブが好きで理解があるからライブで22時、23時に帰宅しても理解はあるけれど、普通そんな時間に遊んで帰ったらまず怒られるし、そんな時間まで遊んでるなんて常識外とも言われる。独身だったらそんなことはあまり言われないと思うけど、家庭を持っている友達と話すと大概そんな認識だ。

 

21時か22時には帰っていることが普通。

でもそのためにはライブが20時過ぎには終わらないと。

 

だから結婚している友達を誘うと夜遅くなるからと断られることが多い。

そういう友達は昼間のイベントでないと誘えない。

 

だから年をとり周りの友達が結婚していく度に一緒に行けるライブ友達が減っていく。

今周りで一緒に行っているのはみんな独身だ。

これはこれで寂しい。

 

デビューして10年20年活動しているミュージシャンは40歳前後だろう。

そうなるとコアなファン層も30代が多く既婚者も多いだろう。

 

今の30代は音楽業界全盛の90年代を学生時代に過ごしていて、音楽への理解が深い人が多い年代だと思う。

 

彼らにも足を運んでもらいやすくするような工夫がもう少し必要な気がする。

敷居を下げるというかね。

 

ただ夜のライブハウスの盛り上がりはそれはそれで一つのカルチャーでもあるからそれを大事にしているバンドにとっては難しいことかもしれないし、今のライブハウスの昼夜制度の仕組みではなかなか難しい。

 

どうやったら来ていただけるのか、イベントをやる側としてももっと考えなければならないなと思ったポプシクリップ。です。

 

 

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    通りすがり (日曜日, 26 8月 2018 22:02)

    自分は30代の男です
    10~20代とバンドが組めずに最近ライブハウスデビューしました。
    この年でライブハウスでライブやると言ってもチケットを買ってくれる人も少ないです(帰りが遅くなるor音楽にさほど興味がない)
    対バン相手も高校生とか10代からやってる人達です。
    話しも合わないです(笑)
    更に体育会系ノリがキツいです(笑)

    チケット買って来てくれた方々に「トイレが汚いからもう嫌だ」「トイレがキレイな所でやって」と言われた事があります。
    最近は他のバンドさんがリハやってる時にトイレ掃除するようにしています。
    「トイレがきれい」「分煙してある」「イケメンがいる」「20時前に終わる」が自分の周囲の30代女性にはマストだそうです。

    頑張ります。