渋谷のブックオフで行われていたタイムセール。
普段250円のCDが1枚100円と格安で売っていた。そこでイの一番に見つけたのが右下のCD。
辛く哀しかった・・・
マキシシングルだったらまだわかる。何故1stアルバムが・・・。恐る恐る手に取ってみると盤面は良好でオビもあるし、なんといってもオマケのシールまで付いている。このシール見たのは実は初めて。初回特典か何かだったのだろう。当時大学生協で予約して買った私のCDにオマケはなかったからこんなシールがあったなんて知らなかったんだ。なんかとても悔しかったから路端で行われていた100円コーナーだけじゃなくて店内のJ-POPコーナーもすべて見にいった。普通の中古コーナー、500円コーナー、250円コーナー。どこにもポプシ(Swinging Popsicle)のCDはない。あったのは100円コーナーにあったこの1枚だけ。・・・ひきとることにしよう・・・・親にでもなった気分だった。
価値を置いているものが思っていた以上に低かったりすると寂しくなる。僕が10年以上ほぼ毎日聴き続けているバンドはポプシ含めて2つしかなくて大切にしているもの。それだけに本当にショックだった。もちろんモノが安く買えるのは基本いいことだから普段は気にしないんだけど、今日ばかりは、なんだか自分が否定されているような気がしたんだ。
ポプシ以外にはマドンナとステレオラブのCDを買った。これらは前から聴いてみたいと思いながらもなかなか機会がなかったもの。この2枚を見たときにラッキーとしか思わなかったのは自分の中で思いいれがないからだと思う。他に自分が持っている懐かしいCDたちもたくさん100円で売られていてそれらを見たときはちょっぴり切なくなったから。
モノの値段や価値ってなんだろうなあとふと考えさせられた1日でした。
コメントをお書きください