JCBホールはすごかったなあ

Swinging Popsicle ポプシ JCB nitro


写真は6月27日のJCBホールでの待ち時間の様子です。


あたりは人人人なんです。


最初はみんな立って並んでいたんだけど、暑い中疲れた人も多いようで地べたや椅子にこしかけて座っている人もたくさんいました。


最近のポプシ(Swinging Popsicle)はあまりこういった大きなところではやらないのでとても新鮮。まあポプシ以外のバンドだと当たり前のような光景ですが(苦笑)


ライブレポートも書いたけどJCBホールは本当にすごかった。

あのファンの熱狂ぶりって久しく見たことがない。何年か前のoasisの来日公演や夏フェスクラスの盛り上がりようだ。普通のバンドのライブだと激しい曲もあれば、ゆったりした曲もあってメリハリがあるんだけど、今回はオムニバスだから最初から最後までアッパーだったんだよなー。

本当みんな元気だなあと思った。


仕事がらいわゆるファンというのを考えることが多いんだけど、こういう熱狂的なファンもいれば表には出さないファンもいて、ファンのレベルは本当にさまざまであることを痛感する。ただこういう熱狂的なお客さんがファン全体をひっぱっていくのはどの業界でもほぼ間違いないみたい。Appleのファンなどは好事例だ。iphone発売時に1,500人も表参道に並んだ、とかね。


ポプシのファンは主なファン層が30代ということもあって、熱狂的な人はあまりいない傾向だ。ただそれは感情をあまり表に出していないだけで、心の中で好きで応援しているタイプ、どちらかというと内向的な人が多い気がする。


阪神ファンのように表に出して応援するといった熱狂的なタイプが多いところではファン同士も阪神の試合をつまみに語り合ったりして、そこから人間関係が生まれたり、語り合いの中からさらに阪神を好きになっていくといった正のファン化スパイラルが存在するんだけど、ポプシの場合はこれが結構難しいなあと感じる。ポプシについて他人と語り合って色々知って、さらに深く好きになっていくという正のサイクルをなんとか生み出したいと思うんだけど、ファン同士のつながりというのが、あまり見えないというか、必要性もないからだと思うんだけどつながりにくいなあと思う。ポプシがX-JAPANのようにカリスマ性があって、ひっぱっていくタイプであったならばまた違ったのかもしれない。


今回のイベントで改めてポプシなりのファンの在り方をもっと考えてみたいと思った。