Qube、キュマバロウ「some candy talking」@高円寺HIGH 2010.5.27 Fri.

Qube キュマバロウ

 

 

高円寺HIGHのイベントに行ってきた。

キュマバロウ主催の「some candy talking」です。

 

このイベントはガールズボーカルばかりを集めたイベント。だから過去はSwinging Popsicleも出演しています。美音子さんがガールズか?・・・というツッコミはしては駄目です。

 

 

Qubeの出番は3番目だった。

この日もアツイ演奏が光りました。7月24日発売のニューアルバム「Q2」に向けて新曲も披露してくれた。特に「オトメタル」(仮称)がすごくよかった。オルタナで凄まじい楽曲が多い中でこの曲はポップでキャッチーな要素が満載だ。特にサビのメロディは初めて聞いてすぐその場で口ずさめるくらい、聞きやすいメロディ。そこをシヴォンヌさんの勢いある伸びのある歌声がとてもマッチしていたね。でもさすがQube、「らしさ」はちゃんと残ってる。サビはキャッチーでも間奏はヒロシマさん卍さんの独特なプレイが。激しくて複雑なコードワークと演奏は彼らならではのものだった。この新曲は初心者には「イデアリズム」に並ぶくらい入りやすい歌になるんじゃないかな?

またこの日はいつも以上にメンバーはステージ上で動きまくっていて、全身で歌ってプレイして何かを訴えかけるような鬼気とした印象を受けたなあ。ステージから降りるとみんないい人たちなんだけどね。ケンイチロウさんは相変わらずぶっとんでいたわけだけど、最後の曲だったかな、裏拍をめちゃくちゃ必死に叩いていたのを覚えてる。だいたい裏拍ってのはリズム感やグルーヴ感を出したり、おかずとしてさらっと叩くことが多いと思うんだけど、この時のケンさんのどつくような叩き方を見てやっぱりこの人ステージではヤクザなんだ(笑)と思わせられたのでした。あとはそうだなあ、ヒロシマさん卍さんのコーラスがいつもより綺麗に聞こえた。やっぱりHIGHは音響がいいんだろうね。

 

 

最後にキュマバロウが登場。

毎回同じだが力強い93さん、70さんの歌が炸裂していたね。

キュマの曲はノリがいいから、すぐに体が動き出す。一人では恥ずかしいので僕はいつものように肩を動かすくらいだったんだけど外国人のお客さんが終始飛び跳ねていた。彼の笑顔はとても楽しそうだ。確かに外国でライブに行くとみんなものすごく騒ぐし跳ねるんだよね。日本人はおとなしいからね。きっと彼の中ではこんなナイスでダンシングな曲でなんで踊らないんだ?と逆に疑問をもっていたのに違いない、きっとそうだ。

キュマもこの日新曲を披露。「キミのいたい世界」(で合ってる?)少しこだわりのある難しいコード進行の曲。シングルで言うとB面にもってくるような曲といったら語弊があるかもしれないが、ノリもよくてライブ向けかな、ミッキーさんのドラムとの呼吸もぴったりだった。「ROCK SPORTS」や「水曜日」など定番の曲も楽しんで聞けてあっというまの30分。

 

ふりかえると先月に続き、ポプシフレンズのバンドが2つも同じ日に聞けるってのが嬉しかった。終演後メンバーと色々と話をしながら思ったのは、ライブに足を運ぶ度に少しずつ少しずつ楽曲やメンバーが好きになっていく自分がいること。ちょっとした裏話が楽しいのもあるけど演奏の仕方、ライブパフォーマンスのやり方などは毎回勉強になっている。自分は古い人間なのか、出来る限りリアルのコミュニケーションを好むからか、仕事では勉強会とかスクールに通ったりして人脈や友達を広げるように、趣味の分野でもライブを通して色々な方々と知り合えるのは非常に有難いし嬉しいことだ。下手な文章だけど、こういう感想をきちんと伝えることでメンバーの気持ちにこたえられたらいいなあと思う。

 

 

Qube setlist
 1.曲名わからず?
 2.HaTeNa?
 3.曲名わからず(鋼の要塞とMCで言っているように聞こえた)
 4.曲名わからず
 5.オトメタル(新曲、仮称)
 6.Blind

 

 

キュマバロウ setlist

 1.screw

 2.ROCK SPORTS

 3.かげろうの庭

 4.warp

 5.キミのいたい世界(新曲)

 6.水曜日