これからが楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日メン募に応募してくれたアコギの人に会った。

とてもいい人だった。年は僕より何歳か下のようだったがしっかりしていた。

ギター経験も充分で、練習時間も確保できるようだったのでお願いすることにした。

 

ただお願いする人ができたと同時に、残念ながら断らなければならない人が何人もいた。採用は一人しかできないからこればっかりは仕方ない。ふと就職活動のときの面接を思い出した。就職氷河期で、僕も数え切れなくらい面接で落とされたことを。よくよくふりかえってみると、僕は落とされたことはあっても、自分が落としたことってあまりなかったことに気づく。仕事でコンペを行い、取引先を選ぶことはあったけどね。そのときの気持ちを考えて、お断りするときにはきちんと理由をひとりひとり明確に伝えることにした。それは自分が落とされたときに、何故落とされたのか教えてもらえず、落ち込んだことがたくさんあったから。理由がわからないと、どこを直していいのかわからなくて次につなげにくい。僕たちのためにわざわざ時間を割いてまで応募してくれた方々への誠意だと思ったからだ。