祭りの後・・・
ある日、ご飯を食べながら知人とDQSについて話をした。
ドラム9台の爆音はすごいけど、まとまっているからちゃんと音楽として聴けるよね、とか。
ゲストボーカルみんなかっこよかったね、とか。
美音子さんのあの衣装はやるなら徹底的にやるっていう感じがよかったね、とか。
9時9分9秒にピッタリ演奏がはじまったのがすごかったね、とか。
2日目は1日目と気合が違っていたね、とか。
まあ色々あーだ、こーだ話をした。
その中で知人も、2日目の最後に泣いてしまったという話を聞いたときは、ちょっぴり驚きすごく嬉しかった。
僕は感情移入しやすい傾向もあってか2日目の音を聴いてせつなくなってしまった。1日目と同じ曲が、全く違う曲に聞こえたからだ。
一音一音のたたき方に力が入っているからか音も大きかったし、何より最後の「The Circle of the Rhythms」でケンさんがこれでもかこれでもかとメンバーに対し、リズムを要求し、それに応えて一心不乱にたたき続ける様がじーんと心に残ったからだ。多分昨日よりもこの曲は長く演奏していたと思う。2日目はあいにくステージが見れる位置ではなかったから、かすかに見えるステージの様子と音だけの判断だけど、間違いないと思う。情熱というか熱気の渦が円陣を組んだステージからわきあがり、会場全体をあつくさせていた。
この情熱というか目に見えないけれども確実に存在するその想いとやらがよかったという話をしたところ、話していた知人も「そうだね、感動して泣いちゃった」と頷いていた。
DQSは一番最初のライブから見ているバンドということがやっぱり大きいのかな。最初の頃はドラム9台というもの珍しさから見に行ったんだけれども、次第にひかれていった感じ。男の自分が書くと気持ち悪いだけなんだろーけど、ドキドキ感やわくわく感が得られるといったほうが合っている気がする。ライブだけでなく、ドラム講座や漫才のようなMCも含めて魅力がたくさんある。そうそう僕はブラスバンドをやっていたから大人数でのバンドというのがそもそも好きなのかもしれない。
とまあ色々理由は考えようとすればいくらでも出てくるのだろうけど、知人とDQSの話をしていてあの場を共有できた人がいて、その話ができることが幸せだってことを振りかえって強く感じたので書いてみた。
くどくてすみません(^^;
でも本当によかったんだよ!
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