Wouter Hamel君のライブをビルボードで見た。
一年ぶりくらいだろうか?
Wouter Hamelは大好きな歌手で、3年前から日本公演は毎年欠かさず見に行っている。
いつも全公演、1stステージも2ndステージも見ていたんだけど、9月はほかのライブとの兼ね合いもあって、東京2日間4公演のうち1つだけ見ることにした。なので一番もりあがる2日目の2ndステージを選んだ。
まあとにかくこのバンドはかっこいいなあと思えるのはメンバーは比較的若いんだけど、演奏がそこらへんのバンドとは比べ物にならないくらい上手い。ビルボードという場の雰囲気も手伝ってか余計にかっこよく見える。
ちなみに下記が今回のヘメルバンド。彼のプロデューサーであるベニーシングスも今回スペシャルゲストで来日した。ベニーが来るのは2年ぶりだったかな?
Wouter Hamel ウーター・ヘメル(Vocal/Guitar)
Pieter de Graaf ピーター・デ・フラーフ(Piano/Keyboards)
Rory Ronde ローリー・ロンデ(Guitar/Vocal)
Sven Happel スヴェン・ハッペル(Bass)
Jasper van Hulten ヤスパー・ヴァン・フルテン(Drums)
Gijs Anders van Straalen ハイス・アンダース・ヴァン・ストラーレン(Percussions)
Benny Sings ベニー・シングス(Guest Vocal)
今回は席がちょっと悪く前から2列目のテーブル席。いつもは最前列のチケットを取っていた身としてはちょっと遠い感じもあったんだけど、ピアノを弾いていたピーターに近かったのでいつも以上に彼をじいぃっと見てしまった。3曲目にやった Details なんかはリズムとピアノの演奏がとてもかっこいい曲で、リズム感よくないとできない難しい曲。間奏のピアノソロを聞いたときは体が震えたね。高揚感というかここのスキマにあの音をいれるのか!みたいな気持ちよさ、マッサージでいうツボをぐいぐい押してくる演奏に心から惚れこんでしまった。
あとはこのメンバーみんな歌やコーラスもできるから、最初のほうの曲でベースだけ弾きながらみんなでステージ中央に集まって歌ったりもした。そういった遊び心も好きだし、彼を世に知らしめた5曲目のBreezyはライブアレンジでテンポがはやめでグルーブ感が増してて一気にひきこまれた。うかつにも忘れちゃったんだけど、途中でベニーシングスが登場して、Champagne People、Big Brown Eyes、Let Me Inの3曲を歌った(もしかして違う曲かもしれません、間違ってたらごめんなさい)。うち1曲か2曲はベニーだけでも歌ってたね。ベニーも歌が結構うまかった。彼が登場したときに客席からベニーと叫んでいる人もいたので、ベニーファンで来ていた人もいたんだろうね。
ベニーはアンコールの Get there でも登場。拍手をみんなで一緒にした。この曲じゃなかったかもしれないんだけど、確か会場をふたつに分けて、表拍をたたく人と、裏拍をたたく人に。で一緒に歌いながらたたくんだけど、これがまたずれるずれる(笑)でも会場を巻き込んだステージングは思い出にもなるからいいんだよね。アッパーな定番曲ということもありステージも客席もみんなで拍手をした。ステージ見てたらベニーは最初から最後まで裏拍で拍手をしてたの。すごいリズムキープ力でそれだけで感動した。
他にも March,April,May、See You Once Again など前回のライブでもやってくれた人気曲も聞けて大満足。オランダジャズとポップスの融合とよくいわれるんだけど、その通りだなあと思った。多分ジャズ独特のリズム感をポップスにうまく取り込んで、あのアダルトな雰囲気を作り上げそこにヘメル君の声がマッチしてるんだろうね。ビルボードに来た甲斐があったと思わせるいいステージでした。そうそう終演後にはサイン会もあった。2年前のときもあって、その時はCD買って並んだんだよね。今回はCDを既に持っていたこともあり、夜遅かったので帰ったけど。来年もまた来てくれたら絶対に行きます。
setlist
01.Next Year
02.Fantastic
03.Details
04.One More Time On The Merry Go Round
05.Breezy
06.Champagne People (with Benny Sings)
07.Big Brown Eyes (with Benny Sings)
08.Let Me In (with Benny Sings)
09.Don't Ask
10.When Morning Comes
11.Useless Fraud
12.March,April,May
13.In Between
14.See You Once Again
encore
15.Skmming The Skies
16.Get There (with Benny Sings)
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