写真は知人にもらった和菓子、金つば。金沢土産で有名なお菓子らしいね。
2011年もはじまって2週間がたちます。
今年もサイトをどうしようかなあとずっと考えてる。
どうしたらもっと多くの人に見てもらえるサイトになるのかな?
どうしたらもっと興味を持ってもらえるのかな?
どうしたらリスナーやファンが増えていくのかな?
どうしたらCDがもっと売れるのかな?
どうしたらもっとライブに足を運んでくれる人が増えるのかな?
・
・
・
時代が違うから、インターネットが発達したから・・・できない理由って考えたらいくらでも思いつくから不思議。ツイッターやUSTREAMが今はブームだったりしている。360度戦略っていったら大袈裟だけどミュージシャンは音楽だけを売るのではなく、そのライフスタイルそのものを価値として提供することが必要だと言われたりもする。CDが売れずお金にならないから、ライブと物販で稼ぐという傾向もあちこちで見られるようになってきた。最近やたらと○○フェスが多いのもそのせいなのか?ただコンセプトがはっきりしない、企画意図が明確でないものは多分長くは続かないんだろうなあと思ったりとか、あーだこーだ悩む。どうしたらいいのか?
僕はライブに行ったり音楽を聞くのが好き。更に言えば友達とその感動をわかちあうのが好き。ファンの友達とライブを見て、その後飲みながらあーだこーだしゃべる。その時間がとても好きで、そういった場をもっと増やしたいなあと思う。もちろん一人でのんびり見るのも好きだ。それは時と場合による。いずれにせよ、自分が好きな音楽がこれからも長くずっと聴いていられたら幸せだと思う。熱中するものがあるというのは、自分を生き生きとさせてくれる原動力だ。これは仕事でもなんでも同じ。楽しいからやる。楽しくなければ、楽しくなるように考える、工夫する、努力する。それの繰り返しだと思う。
結局今の僕は昔と変わらずL-Rが大好きで、ポプシは更に大好きになって今に至る。この間フリッパーズ、小沢健二、ルーシー、キリンジ、ノーナ、ヴァサロ、プレ、ヒックス、ゴメス、テトラプルトラップ、ロボショップマニア、ピチカート・・・・・まあ書いたらキリがないけど要は少しずつ好きな音楽やバンドが増えていって、彼らのライブやCDを聴くことで元気をもらっている。
最近残念なことに渋谷系、ギターポップ、ネオアコというジャンルそのものがちょっぴり元気がないのを感じる。これはまあ仕方ないことだと思う。ちょうど90年代に流行ってそれを追いかけていった人達、僕の友達とかも、今は子育てをしたり、会社で中核を担う人材になっていて仕事が忙しかったりして、ライブ等に足を運ぶことができなくなっているからかもしれない。またこれといって世間一般にヒットしたバンドというのが、出てきていないからかもしれない。あとやっぱり流行り廃れというのはあるだろうしね。自分の周りの友達もライブどころじゃない人のほうが圧倒的に多い。
でも去年の小沢健二のツアーを見たときはびっくりしたんだ。どこにこれだけファンがいたんだろう!いくら13年ぶりとはいえ、王子様だからとはいえ全国の数千人級のホールが全国軒並みソールドアウトだった。話題性もピカイチだったからだろうけど、そのとき感じたのは表には出てこないけれども、このカテゴリの音楽を好きな人がたくさんいるってこと。
他にもHMV渋谷の閉店のときだって多くのファンが駆けつけた。流行り廃れはあってもいい音楽はいい音楽でそれが好きな人もちゃんといるってことが感じられて嬉しかった。
そんなことを感じながらも、じゃあ自分の立場でできることは何だろうなあと考える。何かできないかな?って。けれど正直何もできないというのがよりわかるようになるだけだったりする。自分が富豪だったりしたら、また違うのかもしれないけどね。
音楽を新たに知ったり、好きになる瞬間っていつだったかなあ?と考えてみる。結局答えはいつも自分がやっていることだけだったりする。ラジオで知る、雑誌で知る、友達に教えてもらうとか、DJイベント、ライブイベントで知るとか・・・インターネットもそのひとつだけど、手法が違うだけでやってることは基本的には同じかな。
地道に良さを発信して、友達に伝えていくことしかできないってことを改めて思う。奇策がどこかにありそうな気もするけど、未だに思いつかない。友達に好きになってもらうことはできなくて、できることは伝えること、聴いてもらうことだけ。後は友達が判断する。だから自分にできることはそういった機会を少しでも多く作ること。よりそれが一人でも多くの人に触れられるように、かつよりその可能性が少しでも高い人に高くなるように伝えることだ。そういった場を提供して、リスナーやファンが増えてその感動が共有できればすごく嬉しいし、楽しい気がする。
正解はないから今できることを考えてとにかく行動することが大事なんじゃないかと思う。行動しないと次に進めないからだ。一歩進むためにあるべき姿に向かってステップをふみながらできることを考えて行動する。
間違っていたら、大変申しわけないと思う。
でも他に現実的な方法が思いつかない。ポプシはじめ下北沢、渋谷系といわれた音楽の良さを少しでも多くの人に伝える方法が思いつかない。だから小さなことだけどできることからやって地道に取り組みたいんだ。
金つばすごく美味しかった。
見た目は地味だけど、伝統の味というか、芯がしっかりしているというか。
この金つばのように、地味でもしっかりと根付いて多くの人に愛されるように頑張りたい。
コメントをお書きください