ポプシクリップ。は ファン向けの音楽情報サイトを目指して日々取り組んでいますが、一方で身近な夢や目標を叶えることができるサイトにもなりつつあると最近感じるようになりました。周囲からみたらどこにでもあるサイトの一つにしか見えないと思いますが、僕自身としては自分が設定した目標、想い、ささやかな夢が少しずつ実現できているサイトになっているからです。
・本を読んで一度お会いしたいなと思ってた方からいきなりツイッターで連絡が来て、お会いできた
・リスペクトするミュージシャンの方々に貢献することができた
・自分が心底やりたかったバンド活動に取り組めた
・ファンの友達、音楽仲間が増えた
・サイトを通じた色々なご縁から音楽業界の現場を肌で感じ、そこで多数の学びを得た
・自分の様々なスキルの拡張ができた
etc.
上記はサイトを通じて実現できたことの一部です。
何かで日本一になるとか、そういう大袈裟なものではないです。どこにでもあるようなことばかりだと思います。心の中では思っていてもなかなかできなかったことがサイトを通じてできるようになってきました。ささやかなことでもそれが一つ一つ実現できるということがどれだけ生活にプラス効果を与えるか・・・不思議なものです。
そして本業にもプラスの効果を与えています。それは仕事に対するスタンスや、ものの考え方が広がったことなど。本業の仕事、家庭以外にもうひとつ違う分野で熱中できるテーマを持つことがいかに大事であるか、やってみてはじめてわかりました。一つ好きなことに取り組んでいるとそれが他へと波及していき、好きがさらに好きを呼んできて自分の人生におけるモチベーション全体が高まっていくというサイクルができつつあります。
これを読んでる皆さんの中には好きな草野球チームで主将を務めていたり、グルメ会や勉強会を主催するなど本業以外にテーマを持って生活をしている方もたくさんいらっしゃるかと思います。私のまわりでも仕事以外にもうひとつ趣味なり、ボランティアなど何か取り組んでいる人は生き生き、元気な方が多いです。
もともと会社に入ったのはチームワーク、組織でしかできないことに強い興味があったから。10年以上働いて思ったのはやっぱり組織だからこそできることがたくさんあるということ。組織の強みは信頼と実績、及びノウハウが共有される知のプロセスがあり、再現性が高いこと。これは非常に強いし学ぶことがたくさんあります。これらを通じて自己実現や社会貢献ができることは非常にありがたいことであると感じています。でも一方組織じゃできないこともあるなと感じています。
そもそも会社の仕事が大好きなので、当然一生懸命やっているのですが、サイトを通じて自分でゼロから考えて設定したミッションを自分なりに試行錯誤してやっていくことも、行動して成果が出たときの精神的リターンが大きいということがわかりました。関係する方々にメリットがでるよう取り組むのは、プレッシャーなのですがある意味それを楽しみながらやれているのは楽観的な性格のおかげかもしれません。会社という一定の枠組み、土俵の上での自己実現とゼロベースで設定する自己実現では得られるものの質が違うんですよね。
組織での自分とプラ イベートでの個としての自分、両方の視点で生活するようになって最近では、新しいワークスタイル、その考え方にも興味を持つようになりました。これは以前本の紹介もさせてもらった2,000万枚以上のCD売上実績を持つ名プロデューサーの四角大輔さんや、レバレッジシリーズでお馴染みの本田直之さんのお話を聞いたこと、そのほか各種ビジネス本の影響ですね。彼らの本や講義を通して自分の中でもやもやしていたものが少しずつとけてきた感じがしています。
何か自分の中で大事にしなければいけないコトやモノが変わりつつあるのを感じているというか。いい意味で会社生活で培った専門性が会社以外の外の場でも通用することがわかり、ちょっぴり自分に自信ももてるようになり、心もちが幾分か楽になりました(失敗も多々あるんですがそれも糧になっています)。それまでは何かと会社の先輩など他人と比較ばかりしていて、働きながらも不安をずっと持っていたので心が軽くなったことはよい精神状態を保つのにプラスの作用が働いているみたい。同じような視点では安藤美冬さんの提唱するセルフメディア学も大いに参考になると思っていて、今年はどこかでお話を聞いて学びを得たいですね。
もし皆さんの中でも何かやってみたいなあということがあれば、ブログでもツイッターでも何でもいいかとは思うのですがネット上で表現をする場をもつのがいいかもしれません。私もこのサイトをはじめたことで、色々なことができるようになったので。もちろん実現に向けた努力も必要ですが、やってみる価値はあると思います。
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