VASALLO CRAB 75の新曲フリーダウンロード企画もいよいよ大詰めを迎えている。
7月下旬にリリースした彼らの新曲は「死者の手紙」。5月にリリースした「希望の歌」、6月にリリースした「月」とはまた違った、ストリングスを生かした壮大なスケール感がある楽曲に仕上がっている。
詞の世界もそれに呼応しているかのように、大自然をモチーフにしながらもそこに存在しているのはあくまで”君”という身近な人への切ない想い。その一端は歌詞の”君が悲しみに 打ちひしがれた時の ためにオレンジ色に 夕日を染めよう だけれども君の すぐ傍にいることが できないこの僕を許しておくれ”という一節や曲の最後で歌われている”そしていつか僕の 願いがひとつ 叶うのなら 春の光の中で 笑う君を見たい”からも感じ取ることができるだろう。
また曲のエンディングではギターソロをはじめとした様々な楽器のフレーズが折り重なってサウンドに深みを与えており、非常にかっこよく仕上がっている。これは彼らがライヴなどでも得意とするジャムセッションばりの演奏を取り入れたものだと思われ、雄大な詞の世界や音とあいまって今のVASALLO CRAB 75を象徴するかのような１曲に仕上がっていると筆者は感じた。
なお9月にはライヴが2本決まっており、9月17日に行われるwafflesの10周年イベントにも参加するとのこと。「死者の手紙」のフリーダウンロード期間は2012年8月26日までとのことなので、彼らのファンもはじめて聴くリスナーも是非チェックしてほしい。
>>>VASALLO CRAB 75 「死者の手紙」フリーダウンロード
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