９８位でした。別冊ポプシクリップ。Ｖｏｌ．３

 

おはようございます。

ポプシクリップ。です。

 

３月２０日にリリースした初の有料電子書籍別冊ポプシクリップ。Vol.３。お読みいただいた方（まだそんなに多くはないけど）、ありがとうございます。

 

今朝販売しているBCCKSのサイトを見たら総合ランキング９８位でした。

BCCKSへの無料会員登録が必要で有料、またクレジットカードないと購入できないため、敷居が高いわりには健闘したような気がしますが、まだ初めてなので判断ができない、そんな状況ですね。

 

とはいえ、電子書籍の形で取材した記事を展開するのははじめてなので、今後がとても楽しみです。電子書籍は一般の紙の本であるような価格維持制度がないので、価格も自由にしていいみたいですね。今は期間限定で半額の105円にしていますが、しばらくしたら定価の210円に戻そうと思います。

 

インタヴューをしたのは１ヶ月前くらいでした。それから文字おこしをして、同時に立原さん、渡辺さん、黒須さんにレヴューをお願いして原稿が揃ったのが2月下旬。そこから編集、校正、データ化などなど。アートワークは今回自分で手がけました。予算ないので（笑）。

 

でもこのアートワーク結構悩んだんです。別冊ポプシクリップ。はインタヴュー・ブックで、文字中心の書籍です。当初は岩波新書や新潮文庫みたいなイメージを持っていたんですよ。なので表紙は全部一緒のデザインにして、中身だけ変えていくつもりだったんですが、改めて音楽雑誌見たらそんなのどこにもないという（笑）。

音楽雑誌も表紙はみんなアーティスト写真なんですよね。MUSIC MAGAZINEは似顔絵だけどそれでもアーティストが前面に出ている。とはいえ雑誌ではないし、文字が主体の本なのでそこのところは悩んだんですが、やっぱり音楽ファンからしたらアーティスト写真見たいだろうし、無難なイラストなんかよりもよほどキャッチーというか目を惹きやすいだろうということで、急遽変更しました。そのため発行が１週間程度遅れてしまったんですけどね。

 

表紙の写真は下北沢の街中で撮影したもので、このインタヴューのための撮りおろしです。どこか遠くを見つめている澤部さんの姿が印象的でした。本文の中でもインタヴュー時の写真を掲載していますのでよかったら見てくださいね。素の無邪気な澤部さんが見られます（＾＾；

 

 

ちなみに一番苦労したのは出版社名を決めることだったりします（笑）。当初何も考えてなくて安易に「ポプシクリップ。出版」にしようと思っていたんですけど、そうすると・・・くどいんですよね。本のタイトルも著者にもポプシクリップ。が入ってるし、その上出版社名まで（笑）。さすがにそれはないだろうと思ってあーだこーだ５０案くらい名前を考えました。んでもってその中から５案に絞ったんですが、優柔不断な私は決めることができなかったので、ならば誰かに決めてもらおうという作戦に（笑）。普段からお世話になっている方に選んでもらったのが「Pop Seeds Publishing」です。・・・ポップスの種を伝えていくという想いがサイトの主旨や本の内容ともリンクするんじゃないかと。他にも意味はあるんですけど、あえて書きません。なんとなくわかると思うのでね（笑）。

 

 

今後は世間で注目の浴びているAmazonのKindle販売も、計画しています。KDP（Kindle Direct Publising）を自分でやればすぐにでもできるんですが、色々面倒な手続きもあるのでBCCKSさんが今後予定されている配本サービスを使うかたちで行うつもりです。BCCKSさんと日々メールのやりとりをしながら時期については相談中ですので、決まったらブログでも紹介できればと思います。4月上旬くらいにできそうかな？

 

何せ新しいことばかりで本当に大変でしたが、一回経験したので今度からはもう少しスピーディーに作業したいですね。苦労して作った電子書籍です。一人でも多くの方にお読みいただけると幸いです。