あるミュージシャンに次回イベントのオファーをした。
電子メールで。
一週間くらいして返事が返ってきた。
フェイスブックで(笑)。
僕は少し前まで、お声がけをさせていただくときはパソコンメールが多かった。
ビジネスではメールが基本だからそれに則っただけではあるのだけれどもね。
あとパソコンメールを書くときって頭の中がビジネスモードに切り替わるイメージがある。
ケータイメールだったり、SNSメールだとなんだか仕事っぽくないイメージがあった。出先にいてドタバタした環境でメールを書いている=適当に扱われていると思われる、というイメージがあったからだ。
実際はそんなことはないのだけど、色々予定が詰まっていると自宅でパソコンに向かう時間がとれなくて結果返事が遅くなることがままあったから、それよりはケータイメールだろうがSNSだろうが早く連絡できるほうが相手のためにもいいと思えるようになった。特に仕事が変わってからはその傾向が強い。
多少なりとも人間関係ができてきたこともあるのかもしれない。少し前のイベントでは、あるアーティストに出演オファーしたときは最初から最後まで フェイスブックだったんだけど、やりとりがとても早くてスムーズだった。メールに比べて心理的な敷居が低いこともあるのだろうし、その方はスマホをいつも持ち歩いているらしくお返事も早かった。相手もツイッターやフェイスブックのほうが、気楽にやりとりができていいのかもしれないなと思うようになった。とはいえ抵抗が全くないわけではない。
気楽に「何月にイベントやりたいんだけどどう?」みたいな書き方はまずしない。「いつもお世話になります。ポプシクリップ。ですが、次回〇〇な主旨の企画を検討しております。つきましては・・・」といった感じでSNSメールを送る。結局ツールは変わってもやってることは同じってこと。自分でも固いなあ、とは思う。
時間を作っていただいてイベントに出演してもらったり、インタヴューをさせていただくのだから、気軽によろしく!とはなかなか言えない。年上の方が多いということもあるけれど、年下でもやっぱり無理。わりと普段から仲良くさせてもらっている人でも、普段は笑い話や冗談を言い合っても、オファーをするときは固い文面になる。そこはやっぱり親しき中にも礼儀ありというかね、ある方と以前そんな話をしてからずっとそんなかたぶつのままだったりする。
今はまだパソコンメールが多いけれど、いつかパソコンメールを全く使わない時代がくるかもしれないしね。
結局ツールは何であれスタンスの問題のほうが大きいってことかな。
なのでアーティストとのやりとりにおいても状況に応じてケータイメールやSNSを積極的に使っていこうと思うポプシクリップ。です。
ちなみに先にオファーしたアーティストについては予定の確認に時間がかかるからもう少し待って欲しいということだったので、しばらく待つつもりです。実現できたらいいなと思う。
またね。
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