先日公開した川本真琴さんのリマスター盤インタヴュー。思っていた以上に好評でとても嬉しいです。というか反響がすごくあってびっくりしてます。上にあるようにオフィシャルサイトでもご紹介いただきました。ありがとうございます。
川本真琴さんは私が大学生の頃にデビューしたミュージシャンで、当時私もリスナーとしてよく聴いていました。ファーストアルバム『川本真琴』は発売されてすぐに京都のタワレコかジュウジヤのどっちかで買った記憶があります。小柄な女性がギター片手に独特のリズムで歌う様がとてもカッコ良く見えたんですね。また全巻読破した漫画「るろうに剣心」の主題歌でも流れていたのを未だに覚えています。
川本さんは岡村靖幸さんが関わったことでデビュー当初から話題になりましたが、当時私は音楽雑誌などをほとんど読んでいなかったこともあり、そんなことは知らず、単にそれまでの J-Popular とは違った印象があったから好きになりました。覚えているのは、歌が抜群にうまく、リズムと歌い回しが独特、曲の進行もロックバンドのそれとは違ったことによる新しさがあったから。全く関係ありませんが、私は宇多田ヒカルさんも好きで当時女性ＳＳＷではこの二組をよく聴いていましたね。
今回のインタヴューは偶然の産物でした。去年の「風流銀河girl」、川本さんのクアトロワンマンに行き損ねて若干落ち込み・・・今年に入ってスカートの澤部さんのインタヴューの準備で改めて川本さんの活動に触れることになります。それが今年の３月か４月のことです。その後ある日何気なく川本さんのオフィシャルサイトでリマスター盤を出されることを知りました。
これはすぐにでもお話をお伺いしたい！と思ったのですが、このサイトの読者にフィットするか？ そのことが少しだけ心配でした。そこで友達に聞いたりネットで調べたところ、このサイトの読者で川本さんを好きな人がわりと多くいそうだということがわかったんです。シンガーソングライターであり女性ヴォーカル、そしてインディーに活動を移してからもきちんと音楽と向きあっていて、長年音楽を続けられている姿勢、何より楽しそう、これらの要素をお持ちの方であれば絶対にフィットする、そう確信したのは６月のことでしたね。
今回はメールインタヴューという形で行わせていただきました。これは互いの仕事の都合でタイミングが合わなかったためですが、リマスター盤発売はもとより絵本の出版、ライヴ、ＴＶやフェスへの出演などでご多忙の中わざわざお時間を割いていただいたことに大変感謝しています。また何よりも窓口となってくださった方の対応がこの上なく気持ちのいいものだったんです。大変スムーズなやりとりでしたし、ところどころ気遣ってくださる部分も見受けられました。この記事のトップにあるようにオフィシャルサイトでもきちんとご紹介いただき大変嬉しく思います。今回の件で私は川本さんのことがますます好きになりましたし、今後もお役にたてることがあれば積極的にしたいと、そう思わせてくれる対応でした。
なんだかとてもラッキーだった気がします。うまく言えないけど、昔からよく聴いていた方にインタヴューができたことが素直に嬉しかったというか。黒沢さんやSwinging Popsicleさんに以前インタヴューしたときも同じだったんですけど、自分も社会人になってそれなりに色々な経験を積んできて、こういった形で関われるようになったことは有難いし幸せなことだなと思います。それに今回リマスター盤ということで、当然オリジナル盤と聴き比べをすることになるのですが・・・ちゃんと持っていたんですよね、１０数年も前のオリジナル盤を。準備の段階で何回も聴き比べをしたことや編集作業、制作作業全てが楽しかったんですよ、本当に。企画してよかったなと心底思いました。リマスター盤本当にいい作品なので、ぜひエッセイ付の初回限定盤をオススメします。
そうそうツイッターでもコメントをいくつか見かけました。ありがたいことです。
話は変わりますけど、POPS Parade Festival 2014 絶賛チケット販売中です。
フライヤーデザインも近日公開しますのでよかったらチェックしてくださいね（＾＾；
また昨日公開した石田さんの13ページに及ぶ特集や来月は若手バンドのインタヴューが目白押しなのでそちらも楽しみにしていてくださいね。
出演者まだ全部決まってないけど・・・頑張りますよ。
