サマーナイトピクニックに対する想像。

このあいだ、SFの古典的名作と名高いレイ・ブラッドベリ「火星年代記」の、十数度目の再読を終えました。


この荒涼と叙情をたたえる連作短編集の締めとなるのが「百万年ピクニック」と題された短編で、地球から火星にやってきたある一家の、一夜のピクニックの様子が描かれます。


揺籃と皮肉に満ちた架空の年代記の結尾を飾る、未来への希望にあふれた素晴らしい作品です。


ピクニックという言葉からどんなイメージが浮かびますか。


「サウンド・オブ・ミュージック」の一場面のように、陽気な歌を口ずさんで晴れた草原を歩く風景。


原っぱに広げたビニールシートに色とりどりのお弁当、あるいは白詰草の花かんむり。


あるいは突然の通り雨に追われて、あずまやに駆け込んでの雨宿り。


はたまた前夜、旅のしおりとにらめっこでリュックをぱんぱんに詰めて、楽しい明日を思う興奮で寝付けない二十三時。


POPS Paradeにご興味をお持ちの方々であれば、ユメオチ「ピクニック」や、three berry icecream「picnic」などを思い出したりもするでしょうか。


今回のPOPS Parade Festivalの副題は「サマー・ナイト・ピクニック」。

むせかえるような夏の終わりに、一夜のピクニックへと皆様をご招待いたします。


ただいまチケットも絶賛販売中です。詳細はこちらをチェックしてくださいね。


広報その他担当 市村

 

 

 

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