つづくこと。


広報その他の市村です。


いつか、"切なさ"とは"刹那さ"に似ていると書きました。
非永遠性、トランジット、一回性、イニシエーション。


本来的に有限で、永続ではいられない、いつか失われる、それでもいま確かにそ
こにあるきらめきや心のゆらぎ。それをまた有限であるまさに今、愛おしく思う気持ちこそが、"切なさ"なる感情のその素性であると。

今回ご出演されるContrary Paradeを私が好きな理由は多々ありますが、そのひとつはさまざまな楽曲に通底する、切なさあるいは刹那さの魅力です。

例えば「夜遊び」で描かれる美しい現在と淡い予感。
例えば「虹色」で綴られる移り変わりゆく現在の微分。
例えば「東京」で語られる郷愁と長い時間の静かな始まり。
例えば「ロマンス」で歌われる、未来を塗りつぶすほどの楽しさに溢れた今。

あるいは「つづく」のわずか2分間に込められた、つづくことについて。


今回の冊子にはContrary Paradeの、最新アルバム『アイネ・クライネ・リヒトムジーク』発売に際してのお話などを伺ったインタビューが収録される予定です。

ぜひ会場でお手に取ってご覧ください。


イベント詳細はコチラ



市村佳

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