MK日記。-レーベルの方々にお話を聞く。



最近音楽レーベルの人にお会いして色々なお話を伺っている。

理由は簡単で来年の活動を考える上でどうしても必要になりそうだから。

一人は個人で会社員やりながら、自主レーベルもやっている方で、この方からはレーベルをはじめたときの話や、契約周りや進め方などを教えていただいたり。主に海外アーティストの日本盤のリリースや国内インディーズバンドの作品を出している。年に1,2枚程度。


もう一人は小規模ながら来年で20年を迎える中堅レーベルの方。数人で切り盛りされていて、同じく海外バンドの日本盤のリリースや映画やドラマなどのサウンドトラック、ポップスからレゲエにヒップホップ、季節に合わせたコンピなど幅広く手がけている方で今でも毎月10作品以上をリリースしている。


どちらも原盤権の話から制作、契約、交渉の話まで普段気になっていた疑問を教えてもらった。僕は少し前まで音楽配信サイトの運営もしていたので、コンテンツ周りの制作についてはある程度の知識はあるものの、やはり餅は餅屋でたくさんのことが学べたのはありがたかった。

そして来年の構想についても、相談をする。やりたいことについては一定の理解をしてもらえたけど、宿題というか課題も何点か、投資回収の面や役割分担などで検討事項が浮かび上がったため、双方で宿題を持ちかえり継続検討することに。とりあえず一歩前に進んだ。


どちらの打ち合わせも2時間くらいだったんだけど、あっという間だった。やっぱり好きなことを考えるのは楽しいよね。



CDリリースの場合は2ヶ月〜半年くらい前から準備をするのに対して、デジタルリリースは1ヶ月くらいでできることや、検索されてなんぼの世界で企画力で勝負できるのも面白いとのことだった。特にコンピだとアルバムタイトルとジャケットで勝負するといった、いわゆるジャケット買いみたいなことが起きているとのこと。


それとCDの場合はリリース後、店頭展開してもらえる1ヶ月から3ヶ月を過ぎると売上がガクッと落ちるけど、デジタルの場合は多少の変動はあっても安定して売れ続けるのが面白いらしく、小規模なレーベルだったら数を出せば比較的売上が安定するとのことで、売れ方に関する様々なお話を聞けたのも面白かった。これは僕の作った電子書籍でも同じだから似たようなものなんだろう。



僕もすでに30代半ばで、やみくもに何かをやり続ける年齢はとうに超えてしまった。一つ一つ意味のあるものに、次につながるものにしていきたいなというのがあって、毎年ちょっとだけ背伸びをする、今回もそんな感じだ。


今回話を聞いた二人とも音楽が好きで音楽の話しているときは心底楽しそうだった。僕もそんな風になりたい。


相変わらず夢見がちな人間です。









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