新年初のライヴ鑑賞はタカタタイスケさん、サトウヨシヤと藤島美音子さん、溝渕ケンイチロウさんのイベントライヴだった。
仕事が終わらずサトウヨシヤさんと藤島美音子さんのライヴはほとんど見れなかったけど。。。
その中で一番印象に残ったのがケンイチロウさんのライヴだ。ソロは一年ぶりに見たけど、全くの別人というか。
昔、ソロをはじめると聞いたときにギタリストならともかくドラマーがソロをやるということに少々驚きを感じたのだけど、ケンイチロウさんはもともとソングライターだからそこは自然の流れだったのだろう。
以前何度か見たときのケンイチロウさんのソロライヴはジャカジャカとストレートに弾く曲が多かった。よくあるシンガーソングライターの歌い方、弾き方だったと記憶している。
今回魅せてくれたのはリズム。表拍でジャーンとストロークして、裏拍で音をジャと止める、ジャーンジャッ、ジャーンジャッ、いったようにリズム&ブルースで聞くような歌が印象に残った。まったりでリズミカル。
ケンイチロウさんはよくDQSで歌心のあるドラマーだと話しているけど、それに当てはめるとリズム心のあるシンガーソングライターと言うべきか。この一年でケンイチロウさんらしい味のある歌い手に、表現者としては格段にレベルアップしていた。
タイスケさんのジョンレノンのカヴァーやサンプラーを活用した魅せ方、MCなども含めたフロントマンとしての空気のつかみ方、場の盛り上げ方はさすがだし、サトウヨシヤさんと藤島美音子さんの「ジェットコースター」にある2人の疾走感あるコーラスワーク、ノラジョーンズの見事なカヴァーも惚れ惚れした。藤島さんに洋楽歌わせたら神が宿るのは相変わらずだ。
この日ケンイチロウさんがやってくれた、今は活動休止しているQUBEの「鋼の要塞」、これが聴けたのは嬉しかったな。ついつい口ずさみながらね、聴かせてもらった。
最後のセッションはSwinging Popsicleの「I just wanna kiss
you」。フロントマン四人によるセッションは、藤島さんが歌っているとはいえポプシのそれとはまた少し違ってね、あたたかかったよ。そうだ、平日なのに会場満員だったんだよね。すごいよね。
今月はルーシーとHARCOさんのイベントが、来月はDQSのワンマンとポプシとハックルのライヴもある。3月には健一さんのワンマンも。今年はウキウキするようなことがたくさんあるね。
色々楽しみが多い一年になりそうなポプシクリップ。です。
下記は友達に教えてもらったセトリ。
setlist
サトウヨシヤと藤島美音子
1. 朝の歌 (サトウヨシヤ)
2. Beehive (Swinging Popsicle)
3. うわごと (藤島美音子)
4. TimeLine (藤島美音子)
5. 二月の革命 (サトウヨシヤ)
6. ジェットコースター (サトウヨシヤ)
7. One Flight Down (ノラ・ジョーンズ)