MK日記。-初レコーディング。

初めてのレコーディング立会いはとても緊張しました。マネージャーとしての初仕事かも。
初めてのレコーディング立会いはとても緊張しました。マネージャーとしての初仕事かも。

 

久々のMK日記。

 

今日は新バンドの初レコーディングだった。

昨年末に予定していたのだけど、メンバーの一人がインフルエンザにかかってしまい延期に。

 

制作についてはメンバーにまかせているので、特段自分にできることはないけれども、やはりマネージャーとしてはきちんと現場を見ておきたいと思ったのと、自信を持って今後売っていくためにもレコーディングに少しだけ立ち会わせてもらった。場所は吉祥寺の近く、閑静な住宅街の中にあるレコーディングスタジオ。ちょうどヴォーカルの録り直しをしているところで、演奏に合わせて何度も何度も歌い直したり、歌い方を変えたりしながら詰める作業をしていた。作業途中のものを少し聴いただけだけど、すごくかっこよかった。あまり似たような音楽をやっているバンドがすぐには思いつかなかったが、中堅のベテランバンド1つだけすぐに浮かんだ。

 

ベテランの制作現場に足を踏み入れたのは今回が初めてだったこともあって、とても緊張した。自宅でのホームレコーディングや、安いスタジオでのレコーディングパックのようなものは知っていたけど、一日に何万もするようなスタジオはサンレコで見たことがあるくらいだったから。


到着後はとにかく邪魔になってはいけないと、その場では透明人間になろうと、ずっと黙っていた。それでも少しだけは感想を伝えたけど。念のため準備していた撮影機材なども、一切出番はなかった。


思い返すとメンバーの方がリラックスしていたわけで、マネージャーとしてはもっと余裕を持たなければいけないなと感じた。念のためと思って、のど飴も準備したけど、みんな自分なりに喉をケアするものは持っていたので不要だった。でも曲がりなりにもマネージャーという立場である以上準備にこしたことはないのだろうけど。他には普段使っているモニタヘッドフォンもカバンに忍ばせていたが、スピーカーで聴くのでこれも不要だった。


このバンドはツインヴォーカルなんだけど、二人とも歌がうまく個性がある。その個性がぶつからないか心配だったけど、とてもカッコよくて気持ちよかった。ピッチもほとんど狂わない。ファルセットもほぼ完璧で二人が織りなすハーモニーが最高だ。


結局僕がしたことって差し入れを渡して、メンバーの雰囲気を掴んだだけなんだけど、それで今日は十分だった。新バンドだけど、メンバーは旧知の仲のベテラン同士で、僕だけが外部の人間。年も少し離れているし、これまでの生き方も違うから、なんとなくの疎外感がどうしても出てくる。それがほどよい緊張感を生むからきっと冷静な目で意見が言えるのだろうし、そこを期待されているのだとも思う。ただどこか寂しいものも感じるし、そもそももっとメンバーのことを理解するためのコミュニケーションが不足しているので今回の機会は大変貴重だった。


マネージャーというと高校野球が舞台の漫画「タッチ」に出てくる浅倉南を思い出す。おせっかいして選手に対してあーだこーだ言ってやっていくようなイメージがある。またネットや雑誌で特集されているバンドのマネージャーの記事や体験談も数え切れないくらい読んだけど、それらのマネージャー像も、いつもメンバー(選手)と一緒にいて、かけずりまわりながら信頼関係を結んでいくというものばかりだ。でも最近になって今回僕に求められているものは少し違うのかもしれないなと感じている。あまり前例に囚われなくてもいいのかもしれない。


今回のレコーディングはこの新バンドでどんなものができるのかを知るためのものなので、リリース用というわけではないからお披露目できるのかどうかはわからないが、いつかちゃんとした形で届けられたらいいなと思う。


まずは曲の完成を待ちたい。そして僕のできることをやっていきたい。このバンドのことがまた少し好きになった一日だった。

 

 

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