L⇔Rファンにとって大阪にあるBAR HANSENは、ビートルズファンにとってのAbbey Road 六本木かもしれないという話。

建物入口の看板。お店はビルの2階
建物入口の看板。お店はビルの2階
旧ヤム亭のチキンカレー。スパイスが効いていてめっちゃ旨い
旧ヤム亭のチキンカレー。スパイスが効いていてめっちゃ旨い
何故か黒沢秀樹さんのCDが。お店でも販売しているらしい
何故か黒沢秀樹さんのCDが。お店でも販売しているらしい

昨日は心斎橋、長堀にあるBAR HANSENへ。

 

最近大阪に行ったら必ず立ち寄っているお店。マスターのまるちゃんとツイッターで知り合ってから、遊びにいくようになった。知る人ぞ知るでもないけど、マスターが音楽ファンで音楽話をできるのがいい。L⇔Rについてもデビュー当初から知っていたそうで、かなり詳しかったりする。僕にとってL⇔Rの話ができるBARというだけで貴重だし、このお店には色んなミュージシャンがお忍びでお訪れることもあるらしい。東京に店を出してくれたら毎週通うだろう。この日は出張で大阪に来ていたので、帰りにできたてホヤホヤのポプシクリップ。マガジン第7号を届けにいった。黒沢秀樹さんを掲載しているのでいいんじゃないかなと思って。

 

お店の入口に黒沢秀樹さんと石田ショーキチさんのツアーポスターが貼ってあってそれを見るだけで嬉しくなる。ファンとはそういうものなんだろうね。僕の持っているL⇔Rのファーストアルバム『Lefty in thr Rigjt』のポスターも飾ってみたいな、なんて勝手に思ったり。

 

いわゆるカウンターBARなので、ドリンクがメインだけど食べ物も美味しい。特に大阪では有名な旧ヤム亭のカレーを、こちらのお店でもたまに提供してくれる。(ない日もあるので、あったらラッキーだ)。昨晩もチキンカレーを出してもらった、最高。 旧ヤム亭のカレーは大評判でミュージシャンもたくさん訪れている。お店で音楽イベントをたまにやっていることもあってか、イベントをやっている黒沢秀樹さん、石田ショーキチさんはもちろん、トータス松本さんらウルフルズのメンバー、ノーナのメンバーに竹中直人さんらも、お忍びで来ているとか。今は谷町六丁目や中之島洋館にお店があるので、大阪に訪れたらぜひ一度足を運んでみたらいいと思う。余談だけど、昨年取材させてもらった黒沢秀樹さんはこのお店のカレーが大好きで、お店のテーマソングまで作っていた。昨年のアルバムに収録されているので、こちらもチェックだ。

 

ご存知の方も多いように僕の音楽的ルーツはL⇔R。このお店にはL⇔RのアナログやCDもたくさんある。壁に少しアナログ盤が飾ってあるんだけど、それを見るだけで胸アツ。L⇔Rのレアな缶バッチやピックも飾ってあってため息をついたり。そのピック、俺にくれ!と言いたい。とまあファンにとってはなんだかんだいって嬉しくなるお店だ。でもこの日のBGMはparis matchだったりするんだけどね。paris matchも大好きだからいいけど。マスターの選曲が渋谷系ファンにとっては嬉しいのだ。

 

多分ビートルズファンが六本木にあるアビーロードというライヴハウス兼BARに遊びに行くような感覚。HANSENではライヴを見れないけど、まったりした雰囲気がとても心地よい。たまにL⇔Rナイトと称してL⇔Rの曲をたくさんかけるようなミニイベントもやってるようだ。

 

今年はL⇔Rがデビューして25周年。

あんなことやこんなことしてくれたらいいなーと妄想話もたくさんしてしまった(笑)。昔と違って社会人になって、世の中のことを色々見聞きしてきたし、ミュージシャンのお手伝いもやるようになってからは、音楽業界の大人の事情を知る機会もあって、ファン目線だけで語ることができなくなってしまってはいるんだけど、やっぱり僕たちにとってL⇔Rはかけがえのないものなんだなということと、万一自分たちに何かできることがあるとすれば、それはやっぱりやりたいなあと思った夜だった。

 

 

そういえば、もう5月だ。

ある方から5月になったら連絡をしてほしいという話があったことを思いだす。

東京に戻ったら、早速連絡をとってみよう。

 

何がどう動くか、よくわからないけど、動かなければ何も始まらないことだけは確かだから。

 

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