パイドパイパーハウス、HMV、モナレコード。Alma-Grafeと杉本清隆さんのレコ発お店訪問

左から杉本清隆さん、長門芳郎さん、美音子さん＠タワーレコード渋谷店パイドパイパーハウス

こんばんは、ポプシクリップ。＠音楽パブリシスト、ミオベルレコードです。

レポが遅くなってしまったけど、先週キャンペーンの一環でお店回りをしましたよ。

6月28日、この日はポプシクリップ。マガジン第９号とAlma-Grafeと杉本清隆のスプリットシングル「汽車を待つ列を離れ／Blowin'(the gloom away)」のWリリース日だったんです。

夕方渋谷でアルマの美音子さんと工藤さん、そして杉本清隆さんと合流。まず向かったのはタワーレコード渋谷店の５階にあるパイドパイパーハウスでした。

パイドパイパーハウスは80年代青山にあった伝説的なレコードショップ。店長の長門さんはシュガー・ベイブ（山下達郎さんや大貫妙子さんほか）、ティン・パン・アレー（細野晴臣さん、鈴木茂さん、林立夫さん）はじめ、数多くの日本のポップスシーンを切り開いてきたミュージシャンを、マネージャー、イベンター、レーベルオーナー、店長と様々な立場で支えてきた方です。これまでに1,000タイトル以上のCDの企画やリ・イシューを監修されているプロデューサーでもありますね。伊藤銀次さんや高野寛さん、カジヒデキさん、山田稔明さん、HARCOさんといったベテランから中堅ミュージシャンもこのお店には訪れます。そういえばヒックスヴィルの中森さんにも数回お会いしましたね。

最近だとシャムキャッツにブルー・ペパーズ、スカートの澤部君にTWEEDEESの沖井さんや清浦さんなど若手ポップスミュージシャンもお店に遊びに来ていて世代問わず慕われています。昨年７月からタワーレコード渋谷店の中で復活したところ、多くのミュージシャンが集まるようになりました。会社の帰り道ということもあって僕も週に数回は遊びに来ています。

余談ですがこの日訪れた美音子さんも、昨年パイドパイパーハウスにふらっと立ち寄ったことがあって、その時にとても感動したそうです。自分の好きな音楽がみんなここにあるってね。昨年発売された長門さんの著書「PIED PIPER DAYS パイドパイパー・デイズ私的音楽回想録1972-1989」も読まれていて、興味をますます持ったそうです。何でも以前長門さんが企画したイベントにも足を運んでいたらしく、この日は昔話で盛り上がっていました。杉本さんはその場で長門さんの著書を買ってサインしてもらっていましたね（笑）。

でもこうやって人と人がつながっていくのは、本当に素敵なことだなと思うんです。

それがパイドパイパーハウスの魅力ですね。

仕事の都合で、最初に杉本さんと美音子さんにお店で手書きコメントを書いてもらいました。

今回の作品以外にも実は美音子さんの別バンドSwinging Popsicleの作品や杉本清隆さんの作品もこのお店で販売されています。そんなご縁もありました。

チェキで撮った写真にコメント。

なんかあたたかみがあっていいですね！

店長の長門さん自らが同日発売のポプシクリップ。マガジンと一緒に並べてくれました！！

遅れてアルマの工藤さんが合流！

長門さんにもご挨拶させていただきました。

その後HMV record shop 渋谷店へ。

こちらでは、杉本さんと工藤さんがコメントを書いてくれました！

HMVは誰もがご存知のレコードショップ。あの渋谷系ムーヴメント発端の地とも言われています。昔あったHMV渋谷の名物バイヤー太田さんが店頭でオススメしたコーナーが源流になった話は有名ですよね。そのHMV渋谷も一度閉店しましたが、最近渋谷に２店舗オープン、そのうちのレコードを専門に取り扱っているのがHMV record shop です。東急ハンズの向かいにあります。