Thank you、柳さん

左から工藤さん、柳さん、イッセイさん
左から工藤さん、柳さん、イッセイさん

こんばんは、ポプシクリップ。@制作部ミオベルレコードです。

 

 

写真は左からアルマグラフヴォーカル&ギターの工藤さん、アートワークをお願いしたデザイナーの柳さん、そしてアルマのギターのイッセイさん。他のメンバーや杉本さんはお休み。美音子さんも体調がまだ芳しくなかったので大事をとって。この日は御礼を伝えに集まったんです。7インチレコードのリリースも無事に終わったからね。出来上がったレコードを、2バンドを代表して工藤さんから柳さんに渡してもらいました。

 

柳さんにお願いすることになったのは、彼がデザインしたプリファブ・スプラウトの本の表紙を本屋で見かけたことがきっかけ。見た瞬間なんかいいなと、ロックでありつつも哀愁があるタッチが印象に残っていて。本を買った翌日にネットで検索して連絡をとりました。あとから彼がceroの元メンバーであることも知って驚いたけど。

 

アルマと杉本さん、2バンドのコンセプトが違うスプリットシングルのデザイン。かなり難しいテーマにも関わらず本当にいいアートワークを生み出してくれました。2枚のイラストはコンセプトが違うんだけど、どことなく共通する雰囲気もあってね。うまくデザインしてくれました。

 

杉本さんのデザインは一発OKだった。まさにタイトルにもあるよう憂鬱をぶっとばすような印象のイラストになっています。杉本さんがとても喜んでくれました。

 

ただアルマのデザインは、一度やり直しているんです。最初は汽車を中心に据えたイラスト案を提案してもらったんだけど、でも”汽車を待つ列を離れ”、つまり汽車から離れてその先に向かうお話の歌なんですよね。汽車が主役ではないんです。2回目の打合せで意図を伝えたところ、そんなソウルフルな気持ちを汲み取り、人を中心に再度提案してくれたのが今のデザインでした。一目でメンバーも気に入ってくれました。

 

 

今回、印刷する紙にも少しだけこだわってアラベール紙を使用。予算の都合で当初は一般的なコート紙、ツルツルの紙にするつもりだったんですけど、イラストがすごくよかったから落ち着いてしっとりとした手触りの紙が似合うと思ったんです。アラベール紙はコート紙の5倍から8倍くらい値が張るんだけど(笑)、そこは頑張りました。

 

柳さんはとても気さくな方で、初めてのお仕事でしたがとても気持ちよくやることができました。また一緒に仕事ができたらいいですね。

 

ありがとうございました。

 

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