Scene 39

こんにちは、ポプシクリップ。です。

 

私事だけど、先日39回目の誕生日を迎えました。

そう、一生に一度の「サンキューイヤー」。

 

 

私が本格的に音楽を聴くようになってから今年でちょうど20年経つんですよね。早いもんだ。

 

 

いわゆる音楽ファンの友達と出会ったのも20年前。

妻と出会ったのも20年前。

最初で最後となったL⇔Rのライヴを見たのも20年前。

Swinging Popsicleやadvantage Lucyをはじめとしたギターポップ、渋谷系と呼ばれたムーヴメントの音楽、フリッパーズ・ギターやオリラヴ、ピチカート、ショコラ、カジさん、キリンジなどを知ったのも20年前。

 

 

思い返すと音楽人生がはじまった97年は、自分の中ではとても大切な年というか、色々はじまったんだなーと言える年で。20年ということで、これからの一年をサンキューイヤーとして過ごそうと決めました。

 

 

・・・って特別に何かをするわけではないんですけど、

 

例年よりはCD・配信音源をたくさん買おう、ライヴをたくさん観に行こう、取材をたくさんやろう、レーベルとしてのリリース作品も増やそう、誘われた音楽プロジェクトにもできる限り参加しよう、などなど。自分ができる音楽への恩返しをいつもより少し多くやろうかな、という気持ちです。恩返しというか音楽をもっと楽しもう、というね。

 

 

写真は黒沢健一さん。

私が最も影響を受けたバンド、L⇔Rのメインヴォーカリスト、ソングライター。

これは数年前の取材時のものなので穏やかな印象ですけど、ライヴとなるとまるで別人、圧倒的な歌、激しいロックンロールで観客をわかせてくれます。健一さんは弟の黒沢秀樹さん、ベースの木下裕晴さんらとともに3人でL⇔Rとして91年にデビューされました。あいにく3人揃った写真を持っていないのでこちらで。私の音楽人生の原点。

 

 

そんな健一さんのライヴDVDが今月25日にリリースされます。ただ今取材原稿を書いている真っ最中で。39の気持ちをこめてというと大袈裟ですけどね。

 

 

やっぱり原点となったミュージシャンの作品を伝える仕事ができることは、本当に光栄だし特別というか。ビートルズの影響を受けた人がビートルズと仕事をするようなもので。そんな39の気持ちをこめた一年を、楽しく過ごしたいし、読者の皆さんともどんどん共有していってみんなで盛り上げられたらいいなと。やれるときにやっておかないと、後悔したくないというか、そんな想いもあったり。


それとプライベートでは両親が倒れるといった出来事もあって。ここ数週間実家を行ったり来たりしていました。幸いにも今は落ち着いているんですが、これから手術もあったり。親孝行をもっとしておけばよかったなと、両親にも改めて39の気持ちをね、そんな気持ちを持ったSceneを過ごしていこうかなと。相変わらずかたい文章になっちゃったけど、まあそんな感じで。

 

 

よろしくお願いします。