ジャズ・SSWの向香織、加藤ひろあきとも共演した3月7日の『Nostalgia』発売記念ワンマンは完売大盛況!2週連続でスポティファイの公式プレイリストにピックアップも!

左:加藤ひろあき 右:向香織 撮影:河野真郷
左:加藤ひろあき 右:向香織 撮影:河野真郷

日本とインドネシアの2カ国で活動しているジャズ・シンガーソングライターの向香織が、3月7日に1stフルアルバム『Nostalgia(ノスタルギア)』をリリース、発売記念ライブをインドネシアで行った。

 

イベントはブルー・ノート系列でインドネシアの首都にある「モーション・ブルージャカルタ」で開催。チケットはソールドアウト、多くのファンに見守られる中、向はインドネシアの伝統的な織物「イカット」を身にまといステージに登場し全16曲を披露した。

 

この日はアルバムにも参加しているピアニストのRoberto J.をはじめ、現地の第一線で活躍するジャズミュージシャン達がサポートを務めたほか、インドネシアの第一線で活躍する日本人シンガーソングライターの加藤ひろあきも応援に駆けつけた。2人はアルバムのタイトルトラック「Nostalgia」と、加藤の「Terima Kasih」の2曲で共演、記念ライブを大いに盛り上げた。

 

また、ライブを終えた向からコメントも到着。

 

「予想を超えるたくさんのお客様にお越しいただき感謝の気持ちでいっぱいです。インドネシアでの音楽活動を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。インドネシアと日本、そして世界中の人々に今作が届きますように」 向香織

 

アルバム『Nostalgia』は、向がインドネシアに拠点を移してからの約3年半の音楽活動の集大成。インドネシアでの滞在生活からインスピレーションを得た「Nostalgia」や「Superstar」など6曲のオリジナル曲をはじめ、インドネシア語で歌われているドラえもんの歌のジャズアレンジによるカバー「Doraemon’s Song (Indonesian ver.)」など、全曲がインドネシアに関連する楽曲で構成されている。

 

新作は3月7日よりアップル・ミュージックやスポティファイはもちろん、日本のOTOTOYなど主要な配信サービスで展開されているほか、日本では下北沢モナレコードやディスクユニオンでCDの取り扱いもスタート。配信の9曲に加えて、CDには「Mothra’s Song」「Indonesia My Heart (Japanese ver.)」の2曲が追加収録されているので、チェックしておきたい。

 

2月下旬より先行配信されたタイトルトラックの「Nostalgia」が、スポティファイの公式プレイリスト「Woman's Voice」にピックアップされたほか、3月11日からは「Into The Carnival」がリストインするなど、無名の新人ながら注目を集めている。

 

記念ワンマンが完売御礼と好調なスタートを切った向、今後は日本に帰国しての凱旋ライブも予定しているとのことなので、楽しみに待っていよう。

イベント情報

公演:NOSTALGIA: ROBERTO J. FT. KAORI MUKAI

日時:2020年3月7日(土)open 18:00/start 19:00

会場:モーション・ブルー・ジャカルタ

 

セットリスト

第1部

1. Lupin The 3rd (Instruments)

2. Juwita Malam

3. Doraemon’s Song

4. Superstar

5. Suddenly, A Love Story (with Fajar)

6. Mothra’s Song

7. Nostalgia

8. Indonesia My Heart

 

第2部

1. Home We Built

2. Nostalgia (Indonesian ver.) (with Hiroaki Kato)

3. Terima Kasih (with Hiroaki Kato)

4. Sunny (Instruments)

5. Breathing In Blue

6. Spain

 

アンコール

1. Tomorrow

2. Into The Carnival