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MEET MUSIC Vol.24

 

 

 

 

selected by サクマツトム(ハックルベリー・フィン)

ROOTS


──オススメの名盤を3枚教えてください。


どうもハックルベリーフィンのボーカル、ギターのサクマツトムです。

今回アルバム紹介ということで、僕が幼いころ影響を受けた、原点のアルバムを紹介したいと思います。僕が影響を受けた音楽を思いかえしてみると、ポピュラリティーに富んだPopなものが好きなんですね。それは当然なのかもしれないけどやっぱりハックルの音楽にも表れているんだと思います。なかなか3枚というのも難しいですが、なんとか選んでみました。

 

 

 

 


1枚目

Turnstiles [Enhanced, Original recording remastered, Import, from US]ビリー・ジョエル

1998/10/20 release

オリジナルは1976年リリース

Turnstiles 

ビリー・ジョエル


僕の原点は多分この人からなんだと思います。


80年代ポップス、ビルボード、キャッシュボックスチャートなど毎回楽しみでした。ベストヒットUSAの世代ですね。その中でもこの人はお気に入りでした。

 

スプリングスティーンと張るぐらいのTHE U.S.A!の人ですよね。このアルバムは1976年に出たアルバムで、良きアメリカが詰まっています。

                                              

2曲目の「夏、ハイランドフォールズにて」は何度も有線にリクエストしたな。

ちなみにハックルのライブのSEはビリーの曲なんです。


2枚目

BIG WAVE [Soundtrack]山下達郎

1999/06/02 release

オリジナルは1984年に発表

Big Wave  

山下達郎

 

文句のつけようがないぐらいのセクシーな声、サウンド、曲の良さに惹かれ今でも大好きな人です。

 

僕のルーツがアメリカ音楽にあるのはおそらくこの人の影響が大きいと思います。

今でも色あせないサウンド、ルート弾きの気持ち良さ。レンタルレコード屋さんに惜しげも無く通っていた頃を思い出します。 

 

                                              
このアルバムはサントラなんですけど、A面がオリジナルでB面はビーチボーイズのカバーなんです。当時はそんなのどうでもよくて、もの凄いかっこいい男の人を想像していました...すみません。

こないだ出た新作のアルバム特典に、このBig Waveのテーマがライブで入ってて嬉しかった。

 

 


3枚目

Don't Tell a Soul [Import, from US] Replacements

1989/02/10 release

DON'T TELL A SOUL  

THE REPLACEMENTS


このリプレイスメンツ、以前はハードコアパンクだったんですが、このアルバムを期に一気にPopになったため前から好きだった人達からは評価の悪いアルバムみたいなんですけど、僕の場合このバンドはこのアルバムからだったんで、とてもはまった思い入れのアルバム。

 

89年。ヴォーカルのポールウェスターバーグのルーズな感じと繊細な歌声が今でも好きで、ソロになってからも聴いています。

                                              

Popな中に荒々しいROCK魂というかガレージサウンドで、後に流行るパワーポップの先駆けだったんじゃないかな。このころオルタナなんてジャンルなかったし。この後のアルバム「All Shook Down」で解散になるんだけどそのアルバムもまた素晴らしいです。

 

 

 


 

──名盤との出合いで印象的なエピソードがあれば。

 

名盤は衝撃的なのもあれば、後からじわじわとくるものもありますよね。

衝撃だったのはガンズ&ローゼスの1stとか、ベンフォールズファイブの1stなどは驚きでした。友達に薦めては誰に貸したのかわからなくなって何枚も買いましたね。じわじわくるのだと、James Iha のソロアルバム「Let It Come Down」やJesse Harris & The Ferdinandosの「Without You」、Jim O'Rourkeの「Insignificance」など落ちついたアルバムが多いですね。

 

最近は70年代のアルバムのサウンドが好きで、ニールヤングやThe Bandなど聴いたり、新しいのだとWilcoが好きですね。やっぱりアメリカ音楽が好きなようです。

 

 

 

──リスナーに向けて一言お願いします。

 

最近は良くも悪くも音楽の聴き方がだいぶ変わって、アルバムとしての存在が問われているのかもしれないけれど、やっぱりアルバムがいいと言われるアーティストでいたいと常に思っています。アルバムで聴きたいって思われるそんなアーティストでいたいと...

僕も様々な音楽を聴いて来ましたが、最近ではあまり新しい音楽を取り入れる機会が少ないので、いいのがあれば教えてほしいですね。

 

 

 

 

──ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 


<ライブ情報>

ハックルベリーフィン~結びの一番~『忘れられない2011』


出  演:ハックルベリー・フィン
       ゲスト 牧野元(ザ・カスタネッツ)/アイコ(advantage Lucy)/岩瀬敬吾/タカタタイスケ(PLECTRUM)
日  時:2011年12月26日(月) 開場:18:30 開演:19:00
会  場:下北沢CLUB Que
チケット:前売 2,800円/当日 3,000円(+1ドリンク)
予  約:チケットぴあ[154-451]、ローソン[78748]、e+、下北沢CLUB Que店頭にて発売中。

 

 

 

 

大谷靖&サクマツトムpresents【結婚しようよ】Vol.7 

 

出  演:サクマツトム(ハックルベリーフィン)/大谷靖(ex.ステンレス)

      GONDA(GRiP,KGSS ON THE PAEKS)/SACON

日  時:2012年1月26日(木) 開場:18:30 開演:19:00

会  場:下北沢440

チケット:前売¥2,300・当日¥2,500(D別)

予  約:チケット発売は一ヶ月前予定:ローソン・e+  問合せ 下北沢440 Tel.03-3422-9440

 

 

 

 

 

 

 

サクマツトム

(サクマ ツトム)

サクマツトム ハックルベリーフィン

幼なじみの山口幸彦とその兄の山口剛幸と一緒にスリーピースバンドであるハックルベリー・フィンを結成。(埼玉県草加市出身)。97年頃から下北沢、渋谷を中心に東京でライブ活動をスタート。Vo.サクマの「風景が思い浮かぶ」ソングライティング、スリーピース編成とは思えない「彩豊かな」アレンジと山口兄弟のコーラスワーク、でも実は「ロックな」ライブパフォーマンスには定評がある。99年AjaRECORDSよりマキシシングル「冒険」をリリース。01年キングレコードより「ハリケーン」でメジャーデビュー。その後も精力的に自主企画イベントなどライブ中心の活動を行い、06年11月には3枚目のフルアルバム「Traveling」をSolaris Recordsより、リリース。最新作は2009年7月に発売した6曲入りのミニアルバム「Bootleg EP#3」。05年からはソロ活動もスタート。弾き語りによるライブを展開しています。

 

 

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2011年12月25日

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