編集後記 その8 ポプシクリップ。マガジン ヒックスヴィル真城めぐみさん

こんにちは。

ポプシクリップ。です。

 

編集後記、1カ月ほど空いてしまいました。

昨年12月に発売したポプシクリップ。マガジン第6号

 

あれから2カ月が経過し、当初ほどの売れ行きはないものの、ぽちぽちと数冊ずつ売れているようです。プロモーションなどはしていないので、Amazonに立ち寄られた方がふらっと買ってくださっているんでしょうね。

 

 

今回はヒックスヴィルの真城めぐみさんの記事も収録しました。川本真琴さん同様、WEBで公開した記事の再収録です。

 

WEBで無料公開している記事を、後から有料雑誌で再収録することにどんな意味があるのか? これに対する僕の答えは、ファン・リスナーが喜んでくれるので、やる意味はある、です。

 

無料公開した記事を有料冊子に収録したのは、第5号が初めてかな。スカートの澤部君と川本真琴さんの記事を収録したんですが、これの反応が思っていたよりもよかったんです。あ、別に有料で販売したいことが目的ではなくて、雑誌にするとデザイン・データ制作費から印刷費など結構な金額がかかるんですよ。僕のような少人数体制、少部数でも数十万円規模で必要経費が発生します。利益は不要なんですが、制作費だけは回収しないと続けられないし、妻に怒られるので雑誌は有料にさせてもらっています。パトロンでもいればいいけど、そういうわけにはいかないからね。

 

 

・・・話が少し脱線しました。

今回真城さんの記事を収録することにした理由は2つあります。

 

1つ目は表紙を飾っているSwinging Popsicleと真城さんは「トナカイレコード」のレーベルメイトで、昔からのファンに喜んでもらえるんじゃないかと思ったからなんです。97年ころの話なんですけど、Swinging Popsicle の1stミニアルバム『sunny silent park e.p.』を買った僕はそこでヒックスヴィルの存在を知ります。なぜならジャケットの帯に彼らの推薦コメントが書いてあったからなんです。20年前のレーベルメイトが、今もそれぞれ現役で新しい音を作り続けているって、文字で書くのは簡単ですけど、すごいことだと思うんですよ。僕が20年続けられたことって、なんだろう、週に1度はラーメンを食べていることくらいです・・・。トナカイレコードを知っている当時のファンに方にも届いたらいいなと思って。

 

 

2つ目は昨年記事を公開した際に、読者の反応がすこぶるよかったことです。ファンの方に喜んでもらえて、応援メッセージをたくさんいただきました。またぜひあの人も取材してほしい、という意見もたくさんいただきました。素直に嬉しかったし、やってよかったなと思ったんです。だったらきちんと残したいなと思って収録しました。

 

このWEBサイトは、恐らく何らかの形で続くと思いますけど、数十年後に僕が死んだら恐らくなくなるでしょう。もちろん家族にはサイトの更新はしなくても公開し続けてもらえるよう頼むつもりですけど、それでも限界はあります。それに明日事故にあったらもうどうしようもないです。

 

でも雑誌にしたらですよ、国立国会図書館が半永久的に保存してくれるんですよね。日本がなくならない限り、ずっとね。CDもそうです。カタログとしてずっと残りますよね。僕は編集の仕事をしていますけど、結局はリスナー、ファンなんです。ファンとしてグッドでナイスな音楽に関する記録、アーティストに関する記録を残したいなと思ったんです。WEBでも残せるかもしれないけど、やっぱり不安定なので雑誌にして、国立国会図書館で残せるようにしたいなと思ったんです。

 

 

インディー・ポップZINEのポプシクリップ。マガジン第6号は、Amazonと下北沢モナレコードで販売していただいています。

 

 

よかったらぜひ、お求めください。

そしてお友達にも伝えてくださったら嬉しいです。

 

 

2/21追記

お詫びです。

昨日書いたブログ、誤って消してしまいました(大泣)。

なので、これは記憶を頼りに書きなおしているのですが、多分ちょっとばかり違っていると思います。すみません。

 

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