レコーディング作業再開にあたってのコロナ対策

写真は今回作業を行ったスタジオではありません。イメージです
写真は今回作業を行ったスタジオではありません。イメージです

 

こんばんは、ポプシクリップ。@ミオベルレコードです。

 

この前の日記でレコーディング、つまり音楽制作作業を再開したと書いた。

新型肺炎の感染拡大防止のために、何をしたか参考までに書いておこうと思う。

 

・バンドメンバー、エンジニア、スタッフである私全員が、自宅を出る前に検温し報告

・スタジオでは、ドアノブや作業する机や椅子など、人が触るところはこまめにアルコール消毒。2時間間隔で拭いた

・通常スタジオに入ると8時間から12時間程度作業するところを、この日は6時間の短縮作業に

・2時間に1回別部屋に移動、換気のあるところで小休憩

・作業したスタジオはいわゆる地下にあるのですが、換気扇がついていたこともあり、作業中はずっと換気扇をまわしっぱなし

・コントロールルームのドアは開けっ放し(この日は使わなかったけどブースのドアは閉じていました)

・全員マスクに加えてフェイスシールドも着用

・消毒用アルコールを現場においてこまめに手洗いも

・飲み物は各自がペットボトルを持参(いつもはスタジオにある珈琲を紙コップやカップに注いで飲んでた)

 

 

元々6月中旬の作業予定が、メンバーの都合で5月下旬にやることになって。フェイスシールドは僕がAmazonで人数分購入して持っていきました。僕が買ったときは10枚セットで2,500円弱だった。今はもっと値下がりしていて、買いやすいとは思う。このフェイスシールド、届いたら表面に薄く貼ってある保護シートを剥がすのを忘れずに。届いた状態でも多少曇った感じで使えるから、最初気づかなかったんだけど、剥がしたらめっちゃクリアで視界良好だった。ただ剥がすにはコツがいてメンバーみんな苦戦してた(^^;

作業では当然あーだこーだ意見を言い合う、つまり話すのでマスクはもちろんフェイスシールドの着用をしたけど、これがまた暑いんだよね。マスクにフェイスシールドだとメガネも曇って見づらいしね。休憩部屋にあるソファでは、間隔をあけて座った。

 

緊急事態宣言解除後であるとはいえ、結局何をどうやるべきなのか、明確な答えはない。

ならば感染はしないようできる限り気をつけてやろうと、そういう判断をしました。

 

ワクチンができたり、有効な薬が早くできればいいけどね。それまでは結局変わらない。薬ができるのって早くても多分来年の後半とか、下手したら何年も先になるし、それまで制作活動を止めるのもどうかなあと。音楽制作を止めたくなかった。

 

感染しないために、オンラインで作業するとか、全て宅録でやるとかも考えた。けど、今回お手伝いしているのはバンドで、バンドメンバーとエンジニアが集まってやらないと、なかなか難しい。ソロアーティストだったり、宅録で何でも作っちゃう人だったら、集まる必要はないのかもしれないけど。この日も意見がたくさん出て、あっちいったりこっちいったりして試行錯誤の連続だったし。

 

やり方は人それぞれだと思うし、上記のやり方は僕らなりに、作業を再開するために取り組んだこと。

正解がわからないから、できることをやるしかない。とはいえやってみて感染したら目も当てられない。絶対感染したくないのであれば、オンラインでやるなどするしかないけど・・・判断は難しいね。作業してから一定程度経ってみんな元気だから、こうして書いているけど、スタジオでの対策が仮に万全だったとしても、移動中に感染するリスクもゼロではないし。

 

 

レコーディングスタジオでの対策。

みんなどんな風にやっているんだろう。

よかったら教えてください。

 

・・・とここまで書いておいてなんだけど、一般社団法人日本音楽スタジオ協会という団体があって、そこのホームページでコロナ対策に向けた「ガイドライン」が掲載されていたのに今さらながら気づいた(^^;。

 

こういったガイドラインも参考にしながら、気をつけて音楽制作を続けていこうと思う。