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Impressions


山田稔明さん(音楽家/ゴメス・ザ・ヒットマン ヴォーカル&ギター)

 

山田稔明

 

プロフィール
ゴメス・ザ・ヒットマン(GOMES THE HITMAN)のリーダーでヴォーカル、ギター担当。’99年にBMGビクターからメジャー・デビュー。洋楽の影響を多大に受けたその作家性が多方面で評価される。’07年からはソロ活動も本格的にスタートし全国各地でソロライヴを行う。CMソングや他アーティスト(坂本 真綾、夏木マリなど)への楽曲提供も多数。’14年にGOMES THE HITMANを再始動、以降全てのライヴがソールドアウトし続けている。最新作は今年6月リリースのソロアルバム『the loved one』。

 

オフィシャルサイト / 山田稔明ツイッター / 山田稔明ブログ



映画を観ての感想♪

 僕は熱心なベルセバのリスナーではないのだけど、『天使のため息』と『ザ・ボーイ・ウィズ・ザ・アラブ・ストラップ』の2枚はそれこそ擦り切れるほど聴いた。まだ20世紀だった頃のことです。
今回スチュアート・マードックが監督・脚本を手がけた本作を観て、彼は自分の半生を描きたかったのだなとまず感じました。日常の些細なことを歌にするイヴとジェームズはスチュワートの分身、彼が手がけた劇中音楽も素晴らしくてどんどんスクリーンに引き込まれていきました。なんとなく地味でパッとしない女の子が物語が進むにつれてどんどん魅力的になっていくのがとてもよかった。成長することと不変であること、それが創造力にとって大切なことだということを改めて思い知りました。
映画を見終わって、ベルセバの近作を聴きたくなってレコード屋へ寄り道を。足取りが軽くなる映画です。



一問一答♪

Q1:ベルセバの音楽と出会ったきっかけや思い出。

1998年頃か、輸入盤屋で見つけた『If You're Feeling Sinister(天使のため息)』を聴いて衝撃を受けました。

Q2:監督でもある「ベル・アンド・セバスチャン」の好きな作品

『天使のため息』、『ザ・ボーイ・ウィズ・ザ・アラブ・ストラップ』と『ヤァ!カタストロフィ・ウェイトレス』が 僕のお気に入りのベルセバの赤緑黄盤です。

Q3:最近体験したキラキラした、甘酸っぱい出来事

これも映画の話なんですが、「海街diary」を観て、心がひたひたに潤うほど感動しました。
冬が来る前に鎌倉散策したいなと思っています。

Q4:音楽とファッションの関係について思うこと

レコードを選ぶように洋服を選びたいといつも思います。

Q5:この映画をもっと楽しむために次に何をしますか?

バンドを組みたいです!


この映画のファンにオススメのアルバム作品♪

Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit

2015/3/18 release 



Sometimes I Sit & Think & Sometimes I Just Sit
コートニー・バーネット(Courtney Barnett)

 

言葉数の多い歌詞を畳み掛けるように歌うオーストラリアのシンガーソングライター。
イヴとジェイムスたち同様に日常の中から浮かび上がってきた気ままな物思いを掬い上げた短編小説集のようです。

 

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藤島美音子さん(音楽家/スウィンギング・ポプシクル ヴォーカル&ギター)

 

藤島美音子

プロフィール
大人のためのギターポップバンド、スウィンギング・ポプシクル(Swinging Popsicle)のヴォーカリスト。‘95年結成、’97年にソニー・レコードより「Joy of Living」でメジャーデビュー。5thシングル「サテツの塔」がHEY×3のエンディングで起用、一気に全国へ知名度を高める。その後は韓国やアメリカやメキシコでのライブ出演など、海外での活動も精力的に行う。現在までに6枚のフルアルバム、3枚のミニアルバム、6枚のシングルを発表。この間藤井フミヤへの詞の提供、九州男の楽曲への参加、詞の提供など多数。今年バンド結成20周年を迎え、現在新アルバムの発売に向けてレコーディング中。

 

オフィシャルサイト / 20周年記念特設サイト / オフィシャルツイッター / 藤島美音子ブログ



映画を観ての感想♪

 映画は好きです、観られるならいつでも観たいくらい好きです。「良かった」と思える映画にはちょこちょこ出会っても、 「大好き!」と思える映画はなかなか出会えません。でも、とうとう出会ってしまった! これは『Buffalo‘66』以来の出来事。冒頭の台詞からいきなり、ニックドレイク...もう釘付け(笑)。それからもミュージシャンの名前が続々出て来て、、、劇中、くすくす笑えるような細かい演出や、共感出来るようなバンドあるあるもあって(笑)、もう一度観たい! と思わせてくれる、充分見応えのあるものでした。
曲もやっぱりベルセバ、やさしいのに単純じゃない、かわいいのに毒がある、キュートな曲達のオンパレード、映画なので、歌詞の字幕が出て、より一層楽しめました。また観よう、大好き! ありがとう、Stuart !

一問一答♪

Q1:ベルセバの音楽と出会ったきっかけや思い出。

普通に外国の音楽を好んで聴いていれば、普通に出会うくらい流行ってましたからね、当時(笑)。 ジャケットの赤と緑と黄色がステキで、家のCDラックに3枚面出ししてたのを思い出しました。

Q2:監督でもある「ベル・アンド・セバスチャン」の好きな作品

よく聴いてたのは、初期の頃です。トータルで5、6枚ですかね、持ってるアルバムは。それからは少しずつ、自分では追いかけて聴くことはなかったようです。
その中で一番好きな曲は、「GET ME AWAY FROM HERE, I’M DYING」です。
CDでも買い直しましたが、最初に手に入れたのはレコードで、その曲はB面の一曲目でした。
針を落とすと、すぐに一番お気に入りの曲がかかる、ワクワクする一瞬でした。

Q3:最近体験したキラキラした、甘酸っぱい出来事

公園で、飼っていた猫にそっくりの子猫に出会したこと、かな。
あ、4、5歳くらいの男の子にしばらくジ〜ッと見つめられたこと、かな(笑)。

Q4:音楽とファッションの関係について思うこと

とても重要で、密接な関係だと思います。どんな服をチョイスするかということは、どんな音楽を演奏するのかと同じことだと言っても過言ではないかもしれません。ステージ衣装で気に入ったものが見つからない時は、やっぱり少しテンションが下がります(笑)。 なので、そういうことがなるべく無いように、普段お買い物をしていて気になるものがあれば、いつか衣装で使えるかもしれないと思って、買っておくことはあります。そうして、いまだに着ていない服達が沢山あります...。

Q5:この映画をもっと楽しむために次に何をしますか?

何をしようかな、もう少し余韻に浸りたいですね、まずはサントラを聴くとか。
それから、聴いていないベルセバでも聴きましょうか。

この映画のファンにオススメのアルバム作品♪


Catskills Import Kitty Craft

2000/11/7 release


Catskills
キティ・クラフト(Kitty Craft)

 

おそらくベルセバファンはもう映画に出てくるミュージシャンは御存知でしょうから、、、色々と考えて、もう少し違うアプローチをしようかと思ったのですが、ふとCDラックを見たときに、このCDと目が合ったので(笑)。
このアルバムもみんな知ってるだろうけど、女の子が紡ぎ出すキュートな音楽、通ずるところがあるかな、と。

 

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