NEWS

12.23 12月24日(月)22時30分より、FM高松の番組『GROOVY MONDAY』にSwinging Popsicle がメッセージコメントで出演!昨日配信リリースしたアルバム『IMAGINE THE FUTURE』から「Small Blue Sailboat[MONO MIX2018]」をラジオ初オンエア!

※インターネットのサイマルラジオ(http://www.simulradio.info/)やスマホの無料アプリ「リスラジ」(http://listenradio.jp/)を使えば全国どこでも聴くことができます

12.22 アルバムのダウンロード・ストリーミング配信解禁!iTunes、OTOTOY、mora、Apple Music、Spotify、Google Play Music、LINE Music、AWA Music、KK Box、うたパスなどで試聴・購入できます。プレイリスト作って楽しむもよし、ぜひ聞いてみてください

12.22 BOOKコーナーから独立したアルバム特設ページを公開!

04.07 3月度モナレコードセールスランキングで1位(CD)と5位(アナログ)を獲得

03.04 POPS Parade Festival 2018会場で先行販売

03.02 ポプシクリップ。マガジン第10号付録としてレーベル初となるコンピレーションアルバム『IMAGINE THE FUTURE』をCD及び12インチアナログでリリース!

LIVE INFO

12月22日(土) M4の杉本清隆/『Guitar Pop Restaurant vol.41』@下北沢THREE/詳細はコチラ

12月22日(土) M5のSwinging Popsicle/『【Add Some “HEAVEN” To Your Day】-mini Album「HEAVEN」 20th Anniversary One Man Live-』(Sold out)@下北沢ラプソディー/詳細はコチラ

12月23日(日) M1M9の故・黒沢健一/『黒沢健一 SEAT AND MUSIC 2018~NORTHTOWN CHRISTMAS~』(Sold out)@渋谷東京カルチャーカルチャー/詳細はコチラ

12月23日(日) M3の高橋徹也/高橋徹也ソロワンマン #37 『夕暮れ 坂道 島国 惑星地球』(Sold out)@下北沢lete/詳細はコチラ

12月24日(祝・月) M6の黒沢秀樹/『黒沢秀樹クリスマスライブ2018』@下北沢風知空知/詳細はコチラ

12月26日(火) M8のContrary Parade/『竹ロックザファイナル DAY 5』@北参道ストロボカフェ/詳細はコチラ

12月31日(月) M3の高橋徹也/『太陽と月のメロディー』@吉祥寺STAR PINES CAFE/詳細はコチラ

LISTEN & READ

黒沢健一 All I Want Is You(Remaster 2018)/Rock'n Roll Band(Remaster 2018)

19歳で南野陽子、島田奈美などへ楽曲提供やCM曲提供など、作家としてデビュー。
1991年弟 秀樹、木下裕晴と共にL⇔Rを結成。1995年オリコンNO.1シングル「Knockin' on your door」をはじめとした純度の高いポップスを送り続ける。1997年活動休止までレギュラーラジオ番組・全国ツアー、など精力的に音楽活動を行う。
L⇔R活動休止以降、ソロ活動開始。シングル、アルバムのリリース、ツアーを行い、3枚目のアルバムリリースとツアー終了後に、制作意欲が爆発。2003年~2005年にかけて curve509、健'z、Science Ministry、MOTORWORKSと4つのバンド、ユニットで活動の幅を広げる。また、森高千里・湯川潮音などへの楽曲提供、徳山秀典・hi*limitsなどのプロデュースなど活動は多岐にわたる。2016年12月5日脳腫瘍により旅立つ。享年48歳。
その後彼の残した大量の作りかけの楽曲たちを身近にいたミュージシャン達が、黒沢健一に楽しんでもらえるアレンジを模索しレコーディング、2017年12月5日に全16曲入りとなるアルバム『HEAR ME NOW』をリリース。


〈解説〉ツイッター上で実施した「健一さんを知らないリスナーに聴いてもらいたい1曲」のアンケート結果を基にセレクト。いわばファンによる選曲。フォロワーの皆さんありがとう。収録したテイクは2015年に行われたBEST VALUE TOURのライヴ音源。圧倒的な歌のエネルギーが、ヴォーカリストとしての魅力が詰まっている。

 

昨年MOTORWORKSの取材で石田ショーキチさんとスピッツ田村明浩さんに話を伺ったときにも、「健一さんの魅力はライヴだよねと。ライヴならではの、ヴォーカリストとしての魅力は日本一だよね」という話があった。音源は東京グローブ座の公演はじめ、いくつかの候補が考えられたわけだが、本誌ポプシクリップ。マガジン第10号の記事にもあるように、健一さんは茂村さんプロデュースで新しい音楽を作ろうとしていた。だから健一さんの“これから”につながる最新の音で伝えるのが一番だよね、という話に。それが茂村さんバンドの”BEST VALUE TOUR”の音源を選んだ一番の理由だったりする。ミックスは永井はじめ氏が担当。

 

生前、健一さんは“「All I Want Is You」はイギリスのパブのイメージで作った曲で、もともとピアノが入っていた曲なんだけど、アメリカ人がやるとピアノがなくなっていてね、ベーシックな音楽文化の違いがこういうところで楽しめるのもいいですよね”と話していた。これはアルバム『LIFETIME BEST “BEST VALUE”』取材時の話で、ここでのアメリカ人とは、ベスト盤をプロデュースしたエリックのこと。スタジオアルバム、エリックがプロデュースしたベスト盤、そしてこのライヴ盤と複数お持ちの方は、ぜひ聴き比べを。関わったミュージシャンによって、身体に流れる音楽文化の違いによって、曲がどのようにアレンジされて変わるのか、楽しむのも一興かと。 ボーナストラックは「Rock’n Roll Band」のライヴ音源。収録した理由は・・・曲を聴いてもらえばわかるだろう。

Alma-Grafe Blue Lagoon Universe

2014年に旧知の仲であったVasallo Crab 75の工藤大介(Vo,G)と大倉一成(B)、Koji Sunshine(Dr)、そしてSwinging Popsicle の美音子(Vo)の4名が、音楽イベント限定のスペシャルバンドで出演、それがキッカケとなり同年4月よりオリジナル楽曲の制作を開始、その後NORTHERN BRIGHTの島田正史が加入し現在の5人編成へ。他にはない美音子、工藤によるツインヴォーカルとコーラスワークは必聴。2年の時を経て2016年11月より活動を本格化、2017年1月に2曲入りのマキシシングル『Alma-Grafe Special Sampler』、6月にはレーベルメイトの杉本清隆とスプリットシングル『汽車を待つ列を離れ』を7インチアナログでリリース。現在新作のレコーディング中。


〈解説〉2016年11月より本格的に活動をスタートしたアルマグラフ。この歌は今後リリース予定のアルバム向けに制作しているものから先行収録した新曲だ。アルマグラフはブラックミュージックの黒っぽさを取りいれたロック色の強いバンドサウンドに、ソウルフルな美音子、工藤のツインヴォーカルが特長だが、昨年リリースした「三日月猫」のような都市型ポップス、「汽車を待つ列を離れ」のようにゴスペルや昭和歌謡っぽい要素も取り入れた歌など、実に多彩な面が見られるのも興味深い。

 

これまでのロックバンドとしての影を潜めた新曲は、ゴリっとした島田のベースと打ち込みによるグルーヴ感あふれるリズムで始まる。繰り返されるシンプルなメロディ、抑揚の抑えたイッセイのリズムギターと低体温の美音子のヴォーカル、そこに絡むキーボードが実に心地よい。その歌も後半から加わるKoji Sunshineの生ドラムと呼応し、次第にテンションがあがっていくものの、決して弾けることはなく一定の温度感をキープしている点が、彼らなりのソウルなのだろう。

 

ミックスに際しては石井竜也、オレンジレンジ、黒沢健一など多数の著名アーティストの作品も手がけてきたエンジニアの永井はじめ氏が担当。洋楽オリエンテッドなアルマグラフの音楽を理解しつつ、歌の魅力を引き出せるエンジニアとして、某事務所の社長を通じて紹介していただいた。彼のプライベートスタジオでミックスを終えたときのメンバー達の嬉しそうな顔は今でも忘れられない。アルマグラフの新たな可能性を感じさせる新曲となった。

高橋徹也 スタイル(Remaster 2018)

音楽家。シンガー・ソングライター。
1996年 Ki/oon Records より「My Favourite Girl」でメジャー・デビュー。同レーベル在籍時にアルバム3枚、シングル7枚をリリース。中でも独自の世界観を確立した2nd『夜に生きるもの』3rd『ベッドタウン』は、リスナーのみならず、ミュージシャンや音楽関係者からも幅広く支持を得た。
近年も精力的にライブを行いながらコンスタントにアルバムをリリース。『夕暮れ 坂道 島国 惑星地球(2011)』『The Royal Ten Dollar Gold Piece Inn and Emporium(2012)』『大統領夫人と棺(2013)』『REST OF THE WORLD(2014)』を連続リリース。そして2017年秋、記憶に新しい前作『The Endless Summer(2015)』に続く、記念すべき10枚目のニュー・アルバム『Style』を発表。

その後彼の残した大量の作りかけの楽曲たちを身近にいたミュージシャン達が、黒沢健一に楽しんでもらえるアレンジを模索しレコーディング、2017年12月5日に全16曲入りとなるアルバム『HEAR ME NOW』をリリース。


〈解説〉この曲は昨年リリースされたアルバム『Style』のタイトルソング。もともと高橋がキューン・ソニーよりデビューしたときのシングル曲候補だったが、その後別の曲が採用されたため、20年近くお蔵入りになっていた。

 

近年は80年代ニューウェイヴはじめブラジル音楽、アメリカンポップス、AORなどを貪欲に取り入れた大人のポップミュージックを追求している高橋だが、この歌はアップテンポでメロディもキャッチー、口ずさみやすい王道のポップソングである。それ故に入口として考えたらこれ以上の曲はないように思える。「僕はここにいると」と歌う高橋の言葉には、20年たった今だからこそ言える重みも付加されているのだろう。

 

デビュー当時の曲にも関わらず不思議と懐かしさがないのは、20年間の一貫したソングライティング力のほかならない。近年はゴメス・ザ・ヒットマンの山田稔明ら近しい間柄のミュージシャンと一緒に地方ツアーに出かけることも増えており、よりオープンに外を向いた音楽活動を展開している点も注目だ。

杉本清隆 Delusion(妄想の彼方へ)

「orangenoise shortcut」として2002年より都内を中心にライヴ活動を開始。 2008年の活動休止までに、Softly!レーベルより 5枚のアルバムを発表。 ネオ渋谷系や「pop'n music」ファン中心に人気を集める。
現在はソロ名義で、orangenoise shortcutでのギターポップ、ネオアコ感覚を継承しつつ、独特なハイトーンヴォーカルを生かしたピアノロックなスタイルで、ライヴ活動を続けている。2016年12月にmiobell recordsより9年ぶりとなる新作「グッバイ・レイディ」を、6月にはレーベルメイトのAlma-Grafeとスプリットシングル『Blowin'(the gloom away)』を7インチアナログでリリース。


〈解説〉シンガーソングライターの杉本清隆から最新楽曲が届いた。杉本いわく「以前からアシッド・ジャズやネオ・ソウル系な曲を作ってみたいなと思っていたので、今回はそういうテイストを自分なりに消化して、それをライトにした感じで作ってみました。歌詞についてなのですが、ちょうど作曲していたときに、色々な妄想に囚われて困っている人をよく見かけた時期だったので、それを乗り越えてラクになろうよ、というメッセージを込めてみました」とのこと。

 

企画立ち上げ時には、″テーマは何もないので好きなように作ってください″とだけ伝えたところ、「多分他のアーティストがシングルっぽい曲を作ると思ったからあえてB面っぽい曲を作ってみたんだよね」と話をしていた杉本。前作のシングル「グッバイ・レイディ」に見られるようなわかりやすい感情の起伏や盛り上がり、生音を中心に構成された楽曲とは実に対照的である。プログラミングされた楽曲の上で淡々と歌う様からは、新しい杉本清隆の一面が見え隠れする。この温度感は偶然にもレーベルメイトであるアルマグラフの新曲に通じるところがあるのも興味深い。オレンジノイズショートカット、ポップンミュージックなどの音楽リズムゲーム、通称音ゲーファンであれば知らぬ者はいない杉本清隆だが、ソロでの挑戦はまだはじまったばかりである。

Swinging Popsicle Small Blue Sailboat[Mono Mix 2018]

1995年にバンド結成、1997年にソニー・レコードより『Joy of Living 』 でメジャー・デビュー。ビートルズやELOなどのUKロック、ジョニ・ミッチェルやキャロル・キングなどのSSW、スウェディッシュ・ポップなど幅広い洋楽の影響を受けてきたメンバーによる作品は、90年代にムーヴメントとなった「渋谷系」やその後続いた「下北沢系」の影響を受けたリスナーを中心にファンを獲得。これまでに6枚のフルアルバム、5枚のミニアルバムその他多数のシングル作品を発表しており、2000年代には韓国やアメリカでも作品をリリース、メキシコ含めた4カ国でライヴも行った。近年はゲームの主題歌にも楽曲提供をしており、渋谷系・下北沢系ファンのみならず、ゲーム・アニメファンにも広がりを見せている。
2015年12月に6年ぶりとなる新作『flow』(CD+DVD)を、2016年12月に20周年記念マキシシングル「Hands/音楽の神は微笑んだのか」をリリース。さらにデビュー20周年を記念したベスト盤『GOLDEN☆BEST Master TIME TRAVEL ~Sony Music Years Selection~』 を2018年3月2日にリリースするなど、今もなおマイペースに活動中!


〈解説〉オリジナル楽曲は2015年にリリースされたアルバム『flow』(CD+DVD)に収録。この曲の歌詞は、ヴォーカル藤島美音子の愛する飼い猫が亡くなる間際に作られた。英語が苦手な方はブックレット掲載の対訳を読んでもらえれば、彼女の愛する者に捧げた気待ちがよくわかるだろう。彼らの代表曲といえばアルバム『transit』収録の「I just wanna kiss you」が有名なので、お持ちでない方はそちらもぜひ聴いていただきたい。

 

この歌を選んだのにはいくつかの理由がある。その一つは英語詞であり、世界中で聴いてもらえる歌であるということ。ポプシクルのメンバーは全員英語が好きだし、昨今の配信ブームが起きる以前から全世界120カ国以上で音楽を届けているバンドである。海外からもファンレターが届く、そんな彼らの魅力を伝えられる曲がいいだろうと。他にも感情の起伏が大きく歌の魅力が最大限に引き出されていることや、グッとくる切ないメロディ、鳴きのギターサウンドに、彼ら得意のコーラスワークなど、ポプシクルの魅力が詰まっている作品であること。あと、昨年筆者の両親が二人とも病気で倒れた際に、随分と助けられたのがこの歌だったことも大きい。そんな気持ちも踏まえてメンバーに伝えたところ、収録を快諾してくれた。

 

なお収録にあたっては、新たに生ドラムをレコーディングして、打ち込みだったドラムから差し替えたほか、レコードに収録することも意識してモノラルミックスで新たに作り直している。ビートルズが好き、宅録が好き、楽曲主義のメンバーによるマニアックなアプローチ。モノラルミックスのエンジニアは2ndアルバム『Fennec!』や、ザ・クロマニヨンズのモノラルミックスなどでも評価の高い川口聡が手がけている。できればレコードで彼らのモノサウンドを楽しんでもらいたい。

黒沢秀樹 夢の地図(Remaster 2018)

1991年、L⇔R のギタリストとしてミニアルバム「L」でデビュー。1993年、第一回服部良一音楽賞受賞。1995年にはシングル「Knockin’On Your Door」がオリコンチャート1位を獲得。13枚のシングル、7枚のアルバムを発表。 1997年のL⇔R活動休止後、ソロ活動を開始。1999年にソロアルバ ムと同名シングル「Believe」を発表、以降3枚のミニアルバムをリリース。有里知花、遠藤久美子、石野田奈津代、sowansong、かもめ児童合唱団、にこいちなどへのプロデュースや楽曲提供をはじめ、ギタリスト、コンポーザーとしても幅広く活動。2010年より伊藤銀次とのユニット「uncle-jam」を始動し、2013年にはミニアルバム『uncle-jam』をリリース。2012年より配信シングル「心の橋」をリリースし単独アコースティックライヴをスタート。東京でのワンマンライヴの度にシングルを継続リリース。音楽誌などへの執筆、ラジオ出演なども多数。 最新作は2015年7月にユニバーサルミュージックよりリリースしたソロアルバム『colorations』。


〈解説〉ソロ名義でリリースしたミニアルバム『winter』『spring』に続く3部作最後の『summer』に収録されていた曲。本コンピレーション収録にあたり、いくつか候補曲を出していただいた中で、この「夢の地図」というタイトルと前向きな歌詞、そしてミディアムテンポで明るい曲調が今回の企画にフィットしたためセレクト。イントロを聴くだけで、“らしさ”を感じ取ってニヤけてしまうL⇔R時代からの古参リスナーもいるだろうし、60年代アメリカンポップスの匂いを感じるコーラスやメロディに、新鮮さを覚える20代もいるだろう。

 

このミニアルバムをリリース後、しばらくはプロデュースワークに重点を置くようになる黒沢だが、2012年より精力的にソロ活動を再開、2015年には実に9年ぶりとなるアルバム『colorations』をユニバーサルよりリリースすることになる。約10年ぶりにこの「夢の地図」を聴くリスナーも多いだろう。読者の皆さんも自身が描く未来や夢に想いを馳せながら、新たな心象風景を楽しんでみてはどうだろうか?

歌手常盤ゆう Season of my love

ヴォーカリスト、ミュージシャン。
1995年に大学の音楽サークルでポップスバンド risette を結成、これまでに5枚のアルバムを発表。1998年頃からのらくら音楽小集団 you & me together、2010年夏からは、なかまきこ(ex.トルネード竜巻)とのレイディーズ・ユニット、ぱいなっぷるくらぶとしても活動中。
個人名義でも、他アーティストへのゲスト参加、ゲーム音楽への歌唱提供など多数。


〈解説〉一部の読者にとっては、一番のサプライズがこの常盤ゆうの新作かもしれない。risette、ぱいなっぷるくらぶ、you & me togetherと複数のバンドで活動を行いつつ、ヴォーカリストとしては音ゲーファン中心に20代30代に人気を誇る彼女がまた一つ、新しい一面を切り開いた。

 

3人の音楽ジャンルの異なるプロデューサーが常盤ゆうをプロデュース、その第1弾作品として先行リリースされたのがこの曲である。プロデューサーはシンガーソングライターのリカロープなども手がける及川雅仁で、編曲およびディレクションに黒沢秀樹(L⇔R)が参加している。新曲を聴いた感想としてはビートルズ、バーズ、デイヴ・クラーク・ファイヴの匂いをどこかに感じつつも、ビーチボーイズ、ウォール・オブ・サウンド、日本のナイアガラサウンドの系譜を引き継いだような和製ポップスとも言うべきか。他にソフトロックの匂いも感じるのが面白いところ。キャッチーなメロディとコーラスワークが特長で、聴いていてとても耳馴染みのよい歌である。ディレクションとギターに黒沢を迎えたことで、及川がルーツとしている音楽への解釈に深みが増し、ポップスとしての純度が高められている点も見逃せない。

 

儚さと力強さをあわせもつ常盤の歌の魅力を存分に引き出した及川と黒沢。二拍三連のリズムやいなたいフレーズなど、往年のファンからしたら、おっと思わせる要素が随所に見られるのも彼らならでは。ちなみにこのプロジェクトは他のプロデューサーによる制作も進んでおり、早ければ初夏に彼女をフィーチャーしたアルバムを届けられるだろう。

Contrary Parade そして僕らは大人になる(Remaster 2018)

2001年大阪にて結成。
2010年、東京に活動拠点を移す。
紆余曲折あり、2012年2月よりヴォーカル・たなかまゆのひとりユニットとなる。
サポートメンバーを加えてのバンド編成や弾き語りなどで活動中。
これまでに2枚のシングル、3枚のアルバムを発表。
静岡のFMラジオ局・K-MIXにて毎週水曜25:00より「K-MIX Midnight Rendez-vous 「ミドラン」放送中!
あなたも聴けばきっとこう言うはず。 「あ、ふつうにいい。」


〈解説〉アルバム最後にはコントラリーパレードが一昨年にリリースしたシングル曲をピックアップ。これまた口ずさみやすいメロディと伸びやかなヴォーカル、キラキラしたギターサウンド、そしてそのコード進行から感じる先人達へのリスペクト…デビュー当時から女性版スピッツと呼ばれるのも納得だ。

 

本作は2010年に発売された1stミニアルバム『ファンファーレ』の1曲目「ジュブナイル」を彷彿させるもの。10数年と音楽キャリア上では中堅の域に入った彼女が、1周して初期のころに立ち返ったようにも見えるが、中身はまるで異なっている。初期の『ファンファーレ』や『ノクターン』はメンバー4人で作ったアルバムだし、前作の『アイネクライネリヒトムジーク』のときは、同年代の大勢の音楽仲間をサポートに迎えて制作した。そしてこの「そして僕らは大人になる」からは制作スタイルを変更、自身が作曲した曲を、K-mixで一緒にパーソナリティをやっている岡田ピローに編曲を依頼、ドラムにはキンモクセイの張替智広、ベースにはスウィンギング・ポプシクルの平田博信など、先輩となるベテランミュージシャンをゲストに迎えて行うミニマムな体制へとシフトした。

 

現在コントラリーパレードはたなかまゆによるソロプロジェクトだが、この歌には元メンバーの中嶋奈津美がギターで参加しているし、『ファンファーレ』などを手がけたエンジニアの中村フミトがミックスとマスタリングを担当したこともあって、初期の初々しいサウンドイメージが色濃く出ており、たなか自身もこれがコンパレサウンドなんだと再認識したそうだ。

※試聴音源は全てCD盤です。アナログ盤は音像が異なります。

SHOP

店舗販売

下北沢モナレコード 特典:缶バッジ(終了しました)

タワーレコード渋谷店パイドパイパーハウス

ディスクユニオン

 お茶の水駅前店

 池袋店

 新宿日本のロック・インディーズ館

 渋谷中古センター

 立川店

 大阪店

JET SET

 下北沢店

 京都店

特典:ポストカード

 

通信販売

下北沢モナレコード 特典:缶バッジ(終了しました)

Amazon 特典:ポストカード(アナログ盤のみ)

ディスクユニオンオンラインショップ 特典:ポストカード 典

JET SET オンライン 特典:ポストカードイン入りポストカード

※取り扱い店舗は決まり次第順次お知らせいたします

EVENT

【公演】POPS Parade Festival 2018 -IMAGINE THE MUSIC-

【日時】2018年3月4日(日) open 16:30/start 17:15

【会場】東京・高円寺HIGH

【出演】KACTUS(with Friend for Kenichi Kurosawa Tribute)/Swinging Popsicle/黒沢秀樹(L⇔R)/高橋徹也/杉本清隆(orangenoise shortcut)/Contrary Parade

【料金】前売り 4,000円(+1drink)/当日 4,500円(+1drink) ※当日学生証提示で500円オフ

※終了しました

WORK

ポプシクリップ。マガジン第10号/Popsicle Clip. Magazine vol.10 with LP/CD

発売日:2018年3月2日(金)

著者:ポプシクリップ。編集部 

出版社:Pop Seeds Publishing

価格:初回限定版 LPセット 4,700円+税/通常版 CDセット 2,900円+税

冊子:A4オールフルカラー 126P

LP:12インチアナログレコード、LPサイズ4ページ大型歌詞カード、MP3ダウンロードコード、紙ジャケット仕様

CD:CD 、16ページフルカラーブックレット、紙ジャケット仕様

 

掲載アーティスト

黒沢健一、Swinging Popsicle、高橋徹也、ルルルルズ、ママレイドラグ、DQS、ハックルベリーフィン、リカロープ、Orangeade、高野寛、TWEEDEES、杉本清隆、Alma-Grafe、advantage Lucy、TWEEDEES、three berry icecream、Vasallo Crab 75、PLECTRUM

作品名:IMAGINE THE FUTURE Limited Edition

品番:PCMR0010(12inch Analog Album)

レーベル:miobell records

 

収録曲

SIDE One

1 All I Want Is You(Remaster 2018)/ 黒沢健一

2 Blue Lagoon Universe / Alma-Grafe

3 スタイル(Remaster 2018)/ 高橋徹也

4 Delusion(妄想の彼方へ)/ 杉本清隆

 

SIDE Two

1 Small Blue Sailboat[Mono Mix 2018] / Swinging Popsicle

2 夢の地図(Remaster 2018) / 黒沢秀樹

3 Season of my love / 常盤ゆう

4 そして僕らは大人になる(Remaster 2018)/ Contrary Parade

 

Artwork & Design:相馬章宏(コンコルド・グラフィック)

Mastering:酒井秀和(Sony Music Studios Tokyo)

Cutting:西谷俊介(東洋化成)

作品名:IMAGINE THE FUTURE

品番:PCMR0009(CD Album)

レーベル:miobell records

 

収録曲

1 All I Want Is You(Remaster 2018)/ 黒沢健一

2 Blue Lagoon Universe / Alma-Grafe

3 スタイル(Remaster 2018)/ 高橋徹也

4 Delusion(妄想の彼方へ)/ 杉本清隆

5 Small Blue Sailboat[Mono Mix 2018] / Swinging Popsicle

6 夢の地図(Remaster 2018) / 黒沢秀樹

7 Season of my love / 常盤ゆう

8 そして僕らは大人になる(Remaster 2018)/ Contrary Parade

 

Bonus Track

9 Rock’n Roll Band(Remaster 2018)/ 黒沢健一

 

 

Artwork & Design:相馬章宏(コンコルド・グラフィック)

Mastering:酒井秀和(Sony Music Studios Tokyo)


※CD盤とAnalog盤ではマスタリングが異なり音源も異なります。Analog盤に付属しているMP3ダウンロードカードの音源はAnalog盤向けのものです。CD向けとは異なります。

※本コンピレーションアルバムはCD/LP単体での販売は行っておりません。